通貨(紙幣・硬貨)のことです。外貨や通貨代用証券もこれにあたります。貸借対照表の流動資産の部に計上されます。通貨代用証券には以下のようなものがあります。他社振り出しの小切手送金小切手送金為替手形郵便為替証書配当金領収書期限が到来した公社債利札官公庁支払命令書トラベラーズチェック
モノを買ったりサービスの提供を受けたとき、90日後とか120日後などの決められた期日に代金として現金を銀行振込みする、信用取引のもっとも基本的な方法。 手形発行に伴う経費(印紙税や手形管理費など)を削減するという意味から、大企業を中心に広がっています。 一方で手形のように金融機関で割り引いて...
補助簿のひとつで、現金の入出金の管理をするための帳簿です。 記載内容には通常、日付・摘要欄・収入金額・支出金額・残高を取引の日付順に記載していきます。この現金出納帳は総勘定元帳などではなかなかわからない細かな内容を記載するため、補助簿の中でも重要な帳簿とされています。 この現金出納帳の残高と金...
帳簿の残高と手元現金が合わない場合、とりあえず振り替える勘定です(月末でよい)。使わないに越したことはありません。 領収書等を見直し原因を追及しましょう。また、祝儀や見舞金など領収書のないものは付け漏れがちです、注意してください(出金伝票をきっておくなど)。 後日わかることもありますのでその時...
・現金預金回転率(回)=売上高/現金預金 売上高に対して、現金預金がどの程度回転しているか(効率的に運用されているか)を示す指標です。 原則として分子は年額、分母の現金預金は期首期末の平均額を用います。
「現金主義」とは、収益・費用の計上時期について、現実に現金の動きがあったときに計上する方法です。 ただし、現金主義では実際の企業活動を的確にあらわすことはできませんので、法人税法も企業会計上も、発生主義によることとなっています。
仕入の支払いなど、金額の大きいものは、通常振込か小切手などによる方法で行いますが、ちょっとした事務用品や切手など、日常的に少額の支払が発生した場合に対応できるように会社内に置いておく現金のことです。小口現金も現金勘定の一種ですが、帳簿上は別に管理することが一般的です。現金過不足そして小口現金に...
手形の支払期日まで現金化を待てない企業のために、銀行が手形を見返りとして現金を融資することをいいます。
1 照合すること。 現金・商品と台帳を照合したり、自社の帳面と他社(取引先、銀行など)の帳面を照合して確認すること。残高明細を送って確認したり、電話で残高を照合したりする場合がありますね。「それで帳合です」という使い方をします。2 小売店と卸売業者などの間に口座が開かれている(取引関係がある)と...
複合仕訳帳制では、現金出納帳や売上帳などの補助記入帳に仕訳帳のはたらきをさせて、特定の勘定についてはそこから一定期間ごとにまとめて転記します。この「仕訳帳のはたらきをかねた補助記入帳」のことを特殊仕訳帳と言います。 企業規模が大きくなればなるほど、すべての取引を一つの仕訳帳でやろ...
現金の出し入れをする作業のことを一般に「出納」と言います。 また、この現金の支出日、内容、金額等を記入したものを現金出納帳といいます。
販売目的の商品や原材料の仕入・外注加工など、会社の主たる事業のために生じた代金の未払分です。サービス業の外注費などの未払金もこの勘定科目で処理します。 なお、現金取引の場合にはこの勘定科目は使用しません。
会社の取引では、この掛け取引が多く行われていると思います。この掛けと言うのは、商品を納品したとき、現金で入金を受けず、来月末日など、ある一定の期間を経過した後に入金される、いわゆる「ツケ」のようなものです。商品を売った場合を「掛売り」、商品を購入したときを「掛け買い」といいます。
現金の支払時に具体的な金額が確定していない場合、一時的に「仮払金」勘定を使用します。後日金額が確定した時に、該当する勘定科目に振り替えます。 主に、従業員や役員が出張する際の旅費や、接待の際の概算額を支払うときに使用します。
現金の受け入れはあったものの相手勘定科目が確定していない場合に、一時的に「仮受金」勘定を使用します。後日確定したときに、該当する勘定科目に振り替えることになります。
企業のキャッシュ(現金入出量)の変動を説明する財務表。証券取引法に基づく企業内容開示制度において、平成12年3月末日以後終了事業年度より作成が義務づけられました。 「C/F」とも略されます。 これは、遅れていた日本の会計制度を、グローバルスタンダードに引き上げるための制度改正の一環です。これに...
給料の支払などで、現金が必要になることもあります。こういった際に手元に手形がある場合、この手形割引(手形を銀行に裏書譲渡し、買い取ってもらうこと)を利用できます。
送金依頼人から送金の依頼を受けた銀行等が振り出す小切手のことをいいます。送金受取人はこの送金小切手を指定された最寄りの銀行に持っていくことにより、いつでも現金化することができます。経理で仕訳を起こす際には「現金」勘定で計上します。
実物検査のこと。現金や棚卸資産などの現有資産について、その実在性や状態を監査人が直接、実地に調査する手続きです。
書類の保存の基本とe-文書法「e−文書法」って聞いたことがありませんか? これは平成16年に成立した法律で正式名称を「民間事業者等が行う書面の保存等における情報通信の技術の利用に関する法律」といいます。「電子文書保存法」ともいわれます。平成17年4月から、一定の要件を満たすと、これまで紙の形で保存するこ...
現金で受領する場合は、「いくらもらった」というのが金額ではっきりとわかります。しかし、品物を無償で貰ったり特例的な措置を受けた場合には実際には、現金で貰っていなくても差額相当額を現金で貰った(経済的な利益) という考え方になります。 何が経済的利益にあたるのかは、所得税基本通達36-15に規定され...
いつも私が気をつけていることを独断と偏見で「心得」としてまとめてみました。チェックシートに関しても同じなのであまり深刻に考えないで気楽に試してみてください。 1.仕事上知り得た情報は秘密事項これは、絶対不可欠の条件です。経理の仕事は、仕事の性質上会社の外部・内部事情を一番知ることのできる立場...
受取手形および売掛金=販売活動によって得た債権の総称です。 信用販売を行っていれば、それによって現金ではなく売掛金や受取手形を入手することになりますが、このような販売によって生じた債権を売上債権と呼びます。 営業現場では、「売掛債権」という呼ばれかたをすることも少なくないようです。 対になって...
小口現金の現金補給方法のひとつです。 「定額資金前渡法」と言って、一定の期間(1週間・1ヶ月)に使用する金額をあらかじめ見積もってその金額を小口現金係に渡します。小口現金係からはその一定の期間に使用した金額を報告させ、その使用した金額と同額を補充します。 このシステムとは別に、残高が少なく...
よく小切手の右上を見るとボールペンで二重ラインを引いてあったり、銀行渡りと書いた印が押してあったりします。 「一般線引小切手」とは、その小切手の支払銀行(小切手を振り出した人の当座がある銀行)が自分のところと取引のある相手か銀行に対してのみ支払うことができる小切手のことです。 この方法だと、小...
取引先や従業員から一時的に預かっているお金で、短期間のうちに返すかまたは、他へ処理されるものです。何の目的のための預り金なのか個別にはっきりさせておく必要があります。 預り金として処理する内容としては下記のようなものがあげられます。・源泉所得税役員報酬・給与・賞与・支払手数料等か...
小切手とは?小切手とは、振出人が支払人(金融機関)に受取人その他正当な所持人に支払うことを委託する支払委託証券です。現在では、商取引などでたくさんのお金を持ち歩くのが危険な場合に、この小切手を用いて支払いを行うことが多いようです。小切手のメリットは、この多額の現金を持ち歩かなくても済むという点と...
郵便局で取り組んだ為替証書のことです。受取人は、これを郵便局に持っていくと、証書と引き替えにいつでも現金化することができます。 いつでも現金化できるので、仕訳を起こす際は「現金」勘定で計上します。
現金を手渡しする代わりに期日に現金を渡すことを約束する支払約束証文です。 この証文を交付することで、振出人自身が受取人(または受取人が指図した人)へ、「○日先に現金を○○円支払います」という支払いを約束します。
収益・費用の計上時期について、発生主義とは現金の動きに関係なく、発生を意味する経済的事実があった時に計上する方法です。★ 現金主義では実際の企業活動を的確にあらわすことはできませんので、法人税法も企業会計上も、発生主義によることとなっています。
経理の取引を記入する仕訳帳(振替伝票)や総勘定元帳を主要簿と呼ぶのに対して、現金出納帳や売掛金元帳などを「補助簿」と呼びます。 総勘定元帳では売上や買掛金等の合計金額はわかっても、その内容や数量まではつかめません。 そこでこの主要簿とは別に、それを補うための補助簿を作成することでより詳しい取引...
流動比率(%)=流動資産 / 流動負債 × 100 経営の安全性分析において使われる指標の一つです。 この比率は、流動資産(現金及び1年以内に現金化される資産)を処分した時に、それにより流動負債(1年以内に返済義務のある借入金等)を返済できるかどうかを見ようとするもので、短期的な債務...
1年基準ともいいます。 資産や負債を固定・流動に区分する際の基準となります。貸借対照表日(決算日)の翌日から1年以内に現金化される資産を流動資産、されない資産を固定資産と呼びます。また、一年以内に返済される負債を流動負債、返済されない負債を固定負債と呼びます。
手形は、通常手形交換所を通して振り出した相手の当座から現金が支払われる仕組みになっていますが、この振り出された手形が当座の残高不足などの理由で支払が行われなかった手形のことを言います。 この不渡手形を出すと手形交換所から「不渡報告」が加盟銀行に通知されます。又、6ヶ月以内に2回目の不渡りを出すと...
一定の売上額や仕入額に対して行う値引きの一種で、例えば、顧客で1ヶ月の売上が10万円以上あった時は0.2%値引きするというような使い方で振込手数料引や端数値引とは区別していました。また、取引先全部が一律ではなく、営業サイドの駆け引きで決まっていました。数量や販売価額によって変わるので、売上割戻または仕...