得意先や見込客に対し、会社や商品についての関心を持たせたり、会社の商品やイメージを不特定多数の人に対し売り込むための費用です。 ただし、開業時に支払ったチラシ等は開業費として繰延資産となります。

次のようなものが広告宣伝費に該当します。
 

• 新聞・雑誌広告の費用、テレビ・ラジオなどの放送費用など
• 求人広告などの費用

• ＰＰＣ広告
• ＳＥＯ対策費

• 社名入り手帳、カレンダー、タオルなど
• 社名や商品名などを印刷したテレホンカードなど
• 会社案内、パンフレット、カタログ、ダイレクトメールなどの印刷・発送費用
• 試供品、見本品、ティッシュ、うちわ、マッチ、ライター

• 展示会、見本市などの開催・出展費用
• ポスターなどの作成費用
• 看板、広告塔などの掲示費用

 不特定多数の人を相手にするのが広告費で、少数特定の人を対象にすれば交際費となります。
広告宣伝費は不特定多数の者を対象とするのに対し、交際費は特定の者を対象とするものです。例えば、旅行・観劇に招待するために要する費用は、抽選等 による一般消費者を対象とした場合、広告宣伝費となりますが、特定の会社の 役員を対象とした場合には交際費に該当することになります。