販売目的の商品や原材料の仕入・外注加工など、会社の主たる事業のために生じた代金の未払分です。サービス業の外注費などの未払金もこの勘定科目で処理します。 なお、現金取引の場合にはこの勘定科目は使用しません。
得意先元帳を補助元帳として使用している場合、得意先が多くなると多数の補助元帳を必要とする。これを総括するために総勘定元帳に売掛金勘定を設ける。このような勘定を統制勘定という。統制勘定は総括勘定、統括勘定などとも呼ばれ、その傘下にある多くの補助元帳を統制する役割を果たしている。<コメント>多くの子...
手形には約束手形と為替手形がありますが、会計処理上は区別しません。 「支払手形」は、通常の営業取引のため(商品等の支払代金や買掛金の支払等)に振り出した約束手形や、支払を引き受けた為替手形に使う勘定です。 ただし、固定資産の購入や金銭の借入時に振り出した支払手形(金銭消費貸借契約書に代えて振り...
受取手形および売掛金=販売活動によって得た債権の総称です。 信用販売を行っていれば、それによって現金ではなく売掛金や受取手形を入手することになりますが、このような販売によって生じた債権を売上債権と呼びます。 営業現場では、「売掛債権」という呼ばれかたをすることも少なくないようです。 対になって...
商品や製品の代金を分割払いや後日支払ってもらうという約束で販売した場合、一時的に代金が未回収の状態になってしまいます。この未回収の代金のことを売掛金といいます。 逆に、自分の側が後日支払うという約束で買った場合は、「買掛金」といいます。
収入印紙って?私たちのまわりには、いろいろな文書が存在しますが、その中でも収入印紙を貼るように決められた文書があります。身近なもので「領収書」「契約書」「手形」(注)などです。 では、どうして収入印紙を貼るのでしょうか?契約書・領収書などを作成する場合には、その額面に応じた印紙税を納付する義務が生...
経理の取引を記入する仕訳帳(振替伝票)や総勘定元帳を主要簿と呼ぶのに対して、現金出納帳や売掛金元帳などを「補助簿」と呼びます。 総勘定元帳では売上や買掛金等の合計金額はわかっても、その内容や数量まではつかめません。 そこでこの主要簿とは別に、それを補うための補助簿を作成することでより詳しい取引...
流動負債の部。 {例}固定資産の未払額、有価証券の未払額。 物、またはサービスを買い入れてまだ代金を払っていないものをいいます。また、商品・材料などの営業用の物品購入勘定である買掛金とは区別します。 会計原則では事務用品等の「費用になるもの」もあてはまることにな...