将来、直接販売され、または販売活動もしくは一般管理活動に関連して消費されることを主な目的として短期間に保有されるものであり、通常、棚卸によってその有高が確定される資産をいいます。 具体的には、商品、製品、半製品、仕掛品、原材料、貯蔵金など。
・棚卸資産回転率(回) = 売上高/棚卸資産 製品や商品が効率よく販売されているかをみる指標です。この回数が多いほど、売上に対する在庫量が少なく、効率的に販売されているとみることができます。 分母の棚卸資産は原則として、期首期末の平均を用います。
棚卸資産の評価の方法の一つ。 税法上認められた8種類の原価法のうち、いずれかの方法によって算出した評価額(つまりは原価)と、期末における時価(取得のために通常要する価格)とを比較し、そのいずれか低い価額をもって期末の評価額とする方法です。 低価法には、 (1) 洗替え方式 (2) 切放し方式...
実際に発生した製造原価と、予定された製造原価との差額。<コメント>原価計算は、必ず原価の実際発生額で行うわけではありません。予定の消費単価や、予定の消費数量を用いて原価を計算することがあります。実際原価に対して、予定原価や標準原価とよばれる考え方で、原価計算を行うことがあります。#理論的には、む...
棚卸資産の評価をする際、単価を決定する方法のひとつです。同じ商品でも仕入れたときによって単価が違う場合、いつの時点での仕入値を単価として計算するかという基準です。 この後入先出法とは言葉の通り、後に入れた商品を先に出す。つまり一番直前に仕入れた商品から出荷していき、現在の在庫はそれ以前に仕入...
商品などの棚卸資産を家事のために消費したり(例:八百屋さんが商品の野菜を自分で食べる)、贈与した場合は、売上として仕訳をおこす必要がありますが、この際に使用されるのが「家事消費等」勘定です。
作業中に生じるくず(鉄加工の削り屑、皮革裁ち屑、紙の裁断屑など)は、小額であれば会計上は無視し、金額が大きいものは、棚卸資産の一部として扱うこととします。 銀細工の作業で生じる銀屑は、素材の銀としての値打ちがあるので、くず、として棚卸に計上します。
実物検査のこと。現金や棚卸資産などの現有資産について、その実在性や状態を監査人が直接、実地に調査する手続きです。
棚卸資産の現物を直接見て、その数量、種類、品質を確認することです。 普段は、帳簿上で数量を確認する「帳簿棚卸」で確認していると思いますが 、紛失等で実際の数と合わなくなっていたりすることもありますし、破損や品質低下は実際に目で見ないとわかりません。 そのため、定期的にこの作業が必要と...
下記の8種類の評価方法のうち、いずれかの方法によって期末の棚卸資産の取得価格を算出し、その算出した取得価格をもって棚卸資産の評価額とする方法をいいます。(1) 個別法(2) 先入先出法(3) 後入先出法(4) 総平均法(5) 移動平均法(6) 単純平均...