次の所得は、源泉徴収だけで課税が終了し、選択により確定申告に入れることの出来ない制度をいいます。 イ:預貯金、特定公社債以外の公社債、私募公社債投資信託などの利子等の利子所得 ロ:特定目的信託の私募社債的受益権や私募公社債等運用信託の収益の分配等の配当所得 ハ:一時払養老保険等の差益(5年以内のも...
会社のある時点(決算日)のお金の状況(財政状態)をあらわしたものが貸借対照表で、これはB/S(Balance Sheet)とも言われています。 法律で作成が義務づけられている決算書の一つです。 貸借対照表を見てみると、右側には、どうやって資金を調達してきたか、左側には、その資金の運用方法が記載されてい...
自己資本は、「資本の部」で、当期未処分利益も含まれます。貸借対照表の貸方が資本の調達源泉を表わし、借方がその運用形態を表わす、という見方があります。その調達源泉である貸方のうち、返済義務のないものが自己資本(資本の部)、返済義務のあるものが他人資本(負債の部)という区別です。
当期純利益÷自己資本。ROEともいわれる。ROEは、Return On Equityの略。自己資本に対して当期純利益を対応させることで、自己資本の収益性を判断する材料となる。自己資本利益率が大きいほど、自己資本の収益性は高く、自己資本利益率が小さいほど、自己資本の収益性は低いとされる。株主から預かった...
個人が稼得する次に掲げる所得については、一定の税率による源泉徴収だけで課税関係が完了するという制度です。 (1)公社債や預貯金の利子、合同運用信託や公社債投資信託の収益の分配 (2)公社債投資信託及び特定株式投資信託以外の証券投資信託(私募証券投資信託を除きます。)の収益の分...
企業の組織が沈滞化したようなときに考えられる施策の一つ。 組織の「課」という単位を廃止し、部長が直接統括するようにします。あとは、問題ごとにチームを組み、能動的に組織を運用していきます。命令系統の短縮による合理化、迅速化をねらいとした制度です。
厚生年金基金という特別法人をつくることによって、民間企業が厚生年金の保険料の一部を国に代わって自主運用できる制度です。厚生年金にプラスアルファした年金支給が可能になります。 従業員は、いままでどおりの年金保険料を徴収され、事業主が拠出金をプラスして運用するシステムで、収める側は費用処理できるし...
厚生年金保険のこと。 社会保険庁が運用する、民間会社で働く人を対象とする公的保険制度です。 被保険者(加入した人)が歳をとったり、障害者になったり、亡くなったりすると年金が支給されます。 現在の厚生年金は、国民年金による(全国民共通の)基礎年金に上乗せする報酬比例部分の年金を支給する制度になっ...
・現金預金回転率(回)=売上高/現金預金 売上高に対して、現金預金がどの程度回転しているか(効率的に運用されているか)を示す指標です。 原則として分子は年額、分母の現金預金は期首期末の平均額を用います。
会社の資金面をスムーズに運営するために、会社に入ってくるお金と出て行くお金の管理をし、うまくコントロールすることです。 支払い時に資金が足りなくなるような場合は銀行等で借入れをするなど、資金の調達に努めます。逆に資金に余裕がある時には金利負担を伴う借入金を前倒しで返済したり、有利な運用方法を考...
株主資本利益率のこと。Return on Equityの略。 企業が株主から預かった資本の運用結果・投資効率(ストック面での収益性)をあらわす数字です。 この数値が株主の判断基準に大きな影響を与えるため、証券市場対策としてROEを重視する上場企業は少なくありません。 ただし、増資ではなく借入金を増や...
大勢の人から集めたお金を「ファンド(基金)」としてひとまとめにし、国内外の株式、債券市場に分散投資する金融商品です。顧客資産を安全に管理するために、投資信託会社が運用を指図し受託銀行が実際に売買を行うという2段構えになっていますが元本の保証はありません。また、中途解約ができないというリスクもありま...