一定の条件のもとで株式に転換する(変える)ことを約束する社債のこと。購入者は株価が上がる状況なら株式に転換し、売却して利ざやを稼いだりできます。 株価が下がる状況なら社債としてもっていて、満期日に元本の返済を受けるという選択ができます。 発行する企業の側からすると、株式に転換されれば返済が不要...
得意先、仕入先、役員、従業員、子会社等に対する貸付金のうち短期(決算期末から1年以内)に返済期限が到来するものです。決算から1年を超えて支払期限が到来するものは、長期貸付金となります。
返済が完了するのが一年を超える借入金のこと。返済が一年以内にできる月になれば「短期借入金」に振り替えることが可能です。
・長期固定比率(%)=固定資産÷(長期他人資本+自己資本)×100 固定資産を、長期他人資本と自己資本の合計値で除して計算する。安全性を検討する指標の一つです。 長期固定比率は、固定比率を補完する指標であるといわれます。 固定比率(固定資産÷自己資本)は、長期的に資金が拘束される...
外部からの借入金のうち、1年以内に返済するものをいいます。資産と同じく、ワンイヤールールによって、短期と長期を区分します。また、銀行からの借入金だけでなく、他社や個人からの借入金も含みますが、株主、役員、従業員からの借入金とは区分します。短期借入金には「証書借入」「手形借入」「当座借越」がありま...
外部から長期に使える資金を調達するために発行する会社の債権です。広く外部から資金を集めると言う点で、銀行からの長期借入金とは異なっているし、定められた年限(7年や10年)の間に分割して返済すると言う点では、株主から集めた資本金とも違います。※ 社債を引き受けてお金を出す人達の保護のために、種ゞの...
自己資本は、「資本の部」で、当期未処分利益も含まれます。貸借対照表の貸方が資本の調達源泉を表わし、借方がその運用形態を表わす、という見方があります。その調達源泉である貸方のうち、返済義務のないものが自己資本(資本の部)、返済義務のあるものが他人資本(負債の部)という区別です。
固定比率(%)=固定資産/自己資本×100 会社の固定資産への投資の妥当性をみる指標です。 製造業では設備投資が自己資本の枠内で行われていることが望ましい(つまり100%以下)とされています。 設備投資資金は減価償却を経て回収されますが、非常に長期にわたるため、返済義務のある他人資本で設...
借入金依存度=有利子負債÷総資産×100(%) 企業が保有している資産のうち、どのくらいが外部からの借入金によって賄われているかを示す経営指標です。 各企業が毎年作成している決算書のうち、貸借対照表(バランスシート)に記載されている長期・短期の借入金、社債残高などの有利子負債の金額を...
財務活動から生じたキャッシュ・フロー。 営業活動及び財務活動を行うために、どのような財務活動を行ったかを知ることができます。 たとえば以下のような取引が、財務キャッシュ・フローといわれます。 1.借入金による収入及びその返済による支出 2.社債の発行による収入及びその償還による支出 3.株式発行によ...
会社の資金面をスムーズに運営するために、会社に入ってくるお金と出て行くお金の管理をし、うまくコントロールすることです。 支払い時に資金が足りなくなるような場合は銀行等で借入れをするなど、資金の調達に努めます。逆に資金に余裕がある時には金利負担を伴う借入金を前倒しで返済したり、有利な運用方法を考...
・自己資本比率(%)=自己資本÷総資本×100 総資本に占める自己資本の割合です。総資本は他人資本と自己資本から構成されますが、他人資本はいざというときには返済義務がありますし、金利負担もかかります。 このため、自己資本比率が高いほど安全性は高いとされます。 一般的に、長期間、業績が好...
出産費貸付制度とは、従業員やその被扶養配偶者が出産をされると、「出産育児一時金」がもらえますが、この出産育児一時金は出産後に支給されるので、実際の分娩費等を支払うのが大変だという方のために、この出産育児一時金の支給を受けるまでの間、無利子で貸付をしてくれる制度のことです。貸付金額は1万円を単位とし...
企業の支払余裕がどの程度あるかについて、債権者が主に分析するものです。 「自分が貸したお金がちゃんと返済されるか」 「掛売りした売上債権をちゃんと回収できそうか」 を主眼として考えます。 安全性を判断する、代表的な指標が流動比率です。
・負債比率=負債÷自己資本×100(%) 負債の合計額を自己資本(資本の部)の合計額で除して求めます。他人資本への依存度を表わし、一般的に50%以下の水準が望ましいとされます。返済義務のある他人資本よりも、株主からの出資や内部留保である自己資本によって経営されるほうが、倒産リスクが低いからです。 ただし...
流動比率(%)=流動資産 / 流動負債 × 100 経営の安全性分析において使われる指標の一つです。 この比率は、流動資産(現金及び1年以内に現金化される資産)を処分した時に、それにより流動負債(1年以内に返済義務のある借入金等)を返済できるかどうかを見ようとするもので、短期的な債務...
債務者が債務を履行し(債務の内容である給付を実現し)、債務を消滅させることです。 簡単にいえば、分割払いで買ったものの代金を支払ったり、ローンを返済したりすること。
1年基準ともいいます。 資産や負債を固定・流動に区分する際の基準となります。貸借対照表日(決算日)の翌日から1年以内に現金化される資産を流動資産、されない資産を固定資産と呼びます。また、一年以内に返済される負債を流動負債、返済されない負債を固定負債と呼びます。
当座資産÷流動負債。流動性を判断する代表的な比率の1つ。100%以上であれば望ましい状態であるとされる。これは、仮に、流動負債を全額返済する場合、現在、保有している当座資産で全てを賄うことができる状態を意味するため。流動資産の中でも比較的換金性の高い当座資産だけで、流動負債返済の担保となっているかど...