企業活動で発生した取引を勘定科目別にまとめ、残高が把握できるようにした帳簿です。簿記では仕訳帳と総勘定元帳の二つを「主要簿」といいます。総勘定元帳の数字を拾って一覧表にすれば、貸借対照表をつくることができます。
得意先元帳を補助元帳として使用している場合、得意先が多くなると多数の補助元帳を必要とする。これを総括するために総勘定元帳に売掛金勘定を設ける。このような勘定を統制勘定という。統制勘定は総括勘定、統括勘定などとも呼ばれ、その傘下にある多くの補助元帳を統制する役割を果たしている。<コメント>多くの子...
支店が独立した帳簿組織をもち、支店の取引はすべて支店の総勘定元帳に記帳し、期末には支店独自の貸借対照表と損益計算書を作成します。
補助簿のひとつで、現金の入出金の管理をするための帳簿です。 記載内容には通常、日付・摘要欄・収入金額・支出金額・残高を取引の日付順に記載していきます。この現金出納帳は総勘定元帳などではなかなかわからない細かな内容を記載するため、補助簿の中でも重要な帳簿とされています。 この現金出納帳の残高と金...
決算に必要な基礎資料を提供する役割をもち、複式簿記では欠くことのできない重要な帳簿です。 すべての取引を仕訳して日付順に記録する仕訳帳と、その記録に基づいて勘定科目ごとに記録・整理する総勘定元帳があります。
書類の保存の基本とe-文書法「e−文書法」って聞いたことがありませんか? これは平成16年に成立した法律で正式名称を「民間事業者等が行う書面の保存等における情報通信の技術の利用に関する法律」といいます。「電子文書保存法」ともいわれます。平成17年4月から、一定の要件を満たすと、これまで紙の形で保存するこ...
特殊仕訳帳を使用すると、総勘定元帳にどこかで転記することが必要になります。 「合計転記」とは、週末、月末などに締め切り、一定期間ごとの合計額をそれぞれの勘定科目にまとめて総勘定元帳に転記する方法のことをいいます。
いつも私が気をつけていることを独断と偏見で「心得」としてまとめてみました。チェックシートに関しても同じなのであまり深刻に考えないで気楽に試してみてください。 1.仕事上知り得た情報は秘密事項これは、絶対不可欠の条件です。経理の仕事は、仕事の性質上会社の外部・内部事情を一番知ることのできる立場...
経理の取引を記入する仕訳帳(振替伝票)や総勘定元帳を主要簿と呼ぶのに対して、現金出納帳や売掛金元帳などを「補助簿」と呼びます。 総勘定元帳では売上や買掛金等の合計金額はわかっても、その内容や数量まではつかめません。 そこでこの主要簿とは別に、それを補うための補助簿を作成することでより詳しい取引...
GL(General Ledger)総勘定元帳のことを略してこう呼びます。ちなみに補助元帳のことはSL(Subsidiary ledger)といいます。
簿記の主要帳簿。貸借対照表を構成する勘定科目ごとに、それぞれの増減を記入し、残高を明らかにする帳簿のことです。 すべての勘定科目別に記入できるようにした帳簿を「総勘定元帳」といい、単独で「元帳」という言葉で出てくるときは、この総勘定元帳をさすことが多いようです。
企業の規模が拡大し、取引量がふえると取引を仕訳帳と補助簿に二重に記入したり、仕訳帳から個々の取引ごとに総勘定元帳に転記したりしなければならないため、時間や手間がかかるので記帳の重複をはぶき転記の回数を少なくするためにくふうされた帳簿組織です。