農業、漁業、製造業、卸売業、小売業、サービス業などの事業から生ずる所得(山林所得と譲渡所得に該当するものを除きます。)をいい、これには共通点として営利性と継続性があります。事業所得の金額は、その年分の総収入金額から必要経費を控除した金額です。
経営成績の管理をし、“企業内部の利害関係者”=経営管理者に業績管理・意思決定などに必要な情報を報告するための会計です。 たとえば、製造業では原価計算が挙げられます。 これに対して、“企業外部の利害関係者”=株主、取引先、国や地方公共団体、消費者などに会計情報を報告するための...
固定比率(%)=固定資産/自己資本×100 会社の固定資産への投資の妥当性をみる指標です。 製造業では設備投資が自己資本の枠内で行われていることが望ましい(つまり100%以下)とされています。 設備投資資金は減価償却を経て回収されますが、非常に長期にわたるため、返済義務のある他人資本で設...
販売することを目的として自ら製造した物品をいいます。 主製品はもちろん、その過程で生じた副産物も含まれます。 製造業を営む企業において、期末に完成したものでまだ納品していない物品が、この勘定科目によって処理されます。
製造業において、売上原価を構成する、当期製品製造原価を説明する報告書のこと。コスト・レポートともいいます。 まず、材料費、労務費、経費の3種類に分けて当期の製造原価の発生額(当期総製造費用)を説明します。そして、当期総製造費用に期首仕掛品原価と期末仕掛品原価を加減算して、当期製品製造原価を計算...
アルバイトやパートタイマー等の、臨時の従業員に対して支給する給与や手当。製造業で使われる勘定科目です。
銀行振込等の際にかかる事務手数料や、業務の遂行に関してさまざまな業務を第三者等に委託する際の手数料(税務を委託した場合の税理士報酬など)を処理するときに用いる勘定科目です。 同じ業務委託でも、製造業務を第三者に委託する場合は、「外注加工費」などを用いるのがふつうでです。 【たとえば】・登録...
棚卸資産の現物を直接見て、その数量、種類、品質を確認することです。 普段は、帳簿上で数量を確認する「帳簿棚卸」で確認していると思いますが 、紛失等で実際の数と合わなくなっていたりすることもありますし、破損や品質低下は実際に目で見ないとわかりません。 そのため、定期的にこの作業が必要と...
一定の地域の同種の労働者及び使用者の大部分に賃金の最低額を定めた労働協約が適用されている場合、労使のどちらか一方の 申請に基づき、その賃金の最低額がその地域の全ての労働者に拡張して適用される制度です。 適用を受けているのは、次の二つです。「滋賀県塗料製造業地域的最低賃金」「広島県広島市・東...
総生産高−前給付費用。会社が、その活動によって新しく生み出した価値。製造業であれば原料を外部から購入して、労働力やノウハウを使って製品として販売する。この場合、販売価格から原料代を差し引いたものが、会社が生み出した付加価値となる。控除法というアプローチをとれば、付加価値は、売上高などの総生産高から...