金融機関に届け出た印鑑で、銀行関連の取引に用います。 代表者の個人印を使用することも多いようです。
あらかじめ当座預金口座を開設した銀行との間で契約を結んでおくと、借越限度額の範囲内で自動的に融資を受けられる(残高を超えて振り出した手形や小切手について、銀行が一時的に立替払いをしてくれる)制度のことです。 当座預金には利子はつきませんが、借越分については利息が課されます。
自分の取引銀行に取り立てを依頼する方法のことをいいます。
金融商品会計基準では、手形の割引が行われたとき、会社が保有していた受取手形はいったん消滅したと認識します。手形を割り引くということは、銀行に売却されたことになるからです。そこでいわゆる「割引料」について、平成12年から「手形売却損」として処理することになりました。 支払利息・割引料は金融費用に含...
「建値段」の略で、立て値とも書きます。業種ごと、あるいは使う状況によっていろいろな意味に使われます。 たとえば、次のようなものがあります。1 取引所の売買約定値段(売買約定後、受け渡しを簡便にするために作成する標準値段)。2 銀行が為替相場で公表する標準値段(為替レートの提示)。3 製薬などの...
企業が経済的に破綻した状態をいいます。 必要な資金が調達できなくなり、期限までに支払わなくてはならない債務が支払えなくなって銀行取引停止処分になったり、弁護士を立てて法的な負債の整理に入ったり、経営者が夜逃げして行方をくらましたり、などなどいろいろなケースがあります。
券面に記された二重ラインのなかに、特定の銀行の名がある小切手のこと。 その性質は、「一般線引小切手」と同じです。 「特定線引小切手」は、二重線の中に書いてある特定の銀行にしか払うことができないので、より安全性が高くなります。
所有している手形や取引銀行で割り引いた手形が、支払期日に支払いを受けることができなくなることをいいます。
普通預金より高い利息がつくので、まとまったお金を短期間預けるのに利用されます。預けてから一定期間(たとえば7日)たたないと引き出せません。引き出す場合は、数日前(たとえば2日前)に銀行に通知をする必要があります。
手形の支払期日まで現金化を待てない企業のために、銀行が手形を見返りとして現金を融資することをいいます。
手形や小切手を支払銀行の支店に直接出向いて呈示する方法のことをいいます。
1 照合すること。 現金・商品と台帳を照合したり、自社の帳面と他社(取引先、銀行など)の帳面を照合して確認すること。残高明細を送って確認したり、電話で残高を照合したりする場合がありますね。「それで帳合です」という使い方をします。2 小売店と卸売業者などの間に口座が開かれている(取引関係がある)と...
銀行が手形等を期日管理して、取立を行なう際にかかる手数料のことです。
当座預金の入金・出金を記載してある表です。 当座預金には、普通預金のような通帳がありません。そこで、銀行から送られてくる当座勘定照合表と取引内容を照合して、金銭の動きを確認する必要があります。
外部からの借入金のうち、1年以内に返済するものをいいます。資産と同じく、ワンイヤールールによって、短期と長期を区分します。また、銀行からの借入金だけでなく、他社や個人からの借入金も含みますが、株主、役員、従業員からの借入金とは区分します。短期借入金には「証書借入」「手形借入」「当座借越」がありま...
外部から長期に使える資金を調達するために発行する会社の債権です。広く外部から資金を集めると言う点で、銀行からの長期借入金とは異なっているし、定められた年限(7年や10年)の間に分割して返済すると言う点では、株主から集めた資本金とも違います。※ 社債を引き受けてお金を出す人達の保護のために、種ゞの...
ある人が他のある人に対して、財産のうえで「くれ」と請求できる権利。債権をもつ人や会社を「債権者」といいます。銀行から借入をしていれば、銀行が「債権者」ということです。
ある人が他のある人に対して、借金などを返さなきゃいけません、という義務。債務のある人を「債務者」といいます。たとえば銀行から借り入れをした人は、銀行からみると「債務者」です。
モノを買ったりサービスの提供を受けたとき、90日後とか120日後などの決められた期日に代金として現金を銀行振込みする、信用取引のもっとも基本的な方法。 手形発行に伴う経費(印紙税や手形管理費など)を削減するという意味から、大企業を中心に広がっています。 一方で手形のように金融機関で割り引いて...
給料の支払などで、現金が必要になることもあります。こういった際に手元に手形がある場合、この手形割引(手形を銀行に裏書譲渡し、買い取ってもらうこと)を利用できます。
勤労者の住宅取得促進のための積立(勤労者財産形成促進法に基づく財形住宅貯蓄=いわゆる「住宅財形」)に対する税制上の優遇制度です。 勤労者財産形成住宅貯蓄契約に基づいて銀行や保険会社、証券会社などの金融機関等に預入等をした貯蓄について、勤労者財産形成年金貯蓄とあわせて元本550万円を限度として、それ...
サラリーマンの老後の生活を安定するための財産形成制度(勤労者財産形成年金貯蓄=いわゆる「年金財形」)に対する税制上の優遇です。 勤労者財産形成年金貯蓄契約に基づいて銀行や証券会社などの金融機関等に預入等をした貯蓄について、勤労者財産形成住宅貯蓄とあわせて元本550万円を限度として、それから生ずる利...
送金依頼人から送金の依頼を受けた銀行等が振り出す小切手のことをいいます。送金受取人はこの送金小切手を指定された最寄りの銀行に持っていくことにより、いつでも現金化することができます。経理で仕訳を起こす際には「現金」勘定で計上します。
通常、小切手を受け取ったらすぐに銀行へ持っていきます(呈示)。 しかし、小切手を支払う側のなんらかの事情(いま現在は銀行に残高がないけれど、すぐに確実な入金が見込めるとか)で、小切手の振出日に何日か先の日付が記入してある小切手を「先日付小切手」と言います。 受け取る側もその記入してある日付ま...
会社の資金面をスムーズに運営するために、会社に入ってくるお金と出て行くお金の管理をし、うまくコントロールすることです。 支払い時に資金が足りなくなるような場合は銀行等で借入れをするなど、資金の調達に努めます。逆に資金に余裕がある時には金利負担を伴う借入金を前倒しで返済したり、有利な運用方法を考...
株式募集のための広告費、銀行や証券会社の取扱手数料、変更登記の登録税など、新しく株式を発行するために直接支出した費用のことをいいます。 新株発行の効果は将来に及ぶため、商法上の繰延資産に該当します。
銀行振込等の際にかかる事務手数料や、業務の遂行に関してさまざまな業務を第三者等に委託する際の手数料(税務を委託した場合の税理士報酬など)を処理するときに用いる勘定科目です。 同じ業務委託でも、製造業務を第三者に委託する場合は、「外注加工費」などを用いるのがふつうでです。 【たとえば】・登録...
銀行等に預けたお金についた利息はもちろんのこと、その他に国債・地方債・社債などの有価証券にも利子がつきます。その受け取った利息のことです。取引先や子会社などにお金を貸付けた場合に受け取る利息も含まれます。 また、受取利息のうち預貯金(当座預金を除く)の利子等や公社債等の有価証券の利子には、その...
よく小切手の右上を見るとボールペンで二重ラインを引いてあったり、銀行渡りと書いた印が押してあったりします。 「一般線引小切手」とは、その小切手の支払銀行(小切手を振り出した人の当座がある銀行)が自分のところと取引のある相手か銀行に対してのみ支払うことができる小切手のことです。 この方法だと、小...
勘定科目とは、例えば、毎月支払う給与は「給与手当」、宅配便にかかった費用を「荷造運賃」というように、取引を同じ性格のもの同士分類することです。この分類方法には、法律で明確に定められているわけではありません。そのため、同じような取引でも会社によって科目が異なることがあります。例えば、事務用のコピー...
小切手とは?小切手とは、振出人が支払人(金融機関)に受取人その他正当な所持人に支払うことを委託する支払委託証券です。現在では、商取引などでたくさんのお金を持ち歩くのが危険な場合に、この小切手を用いて支払いを行うことが多いようです。小切手のメリットは、この多額の現金を持ち歩かなくても済むという点と...
普通預金とは、通帳と印鑑(届出印)またはキャッシュカードで入出金をおこなう最も一般的な預金です。 基本的に利息がつきます。 と、わざわざ書いたのは、「無利息型の普通預金(決済性預金)」というのが最近登場したからです。 これまで普通預金は預金保険制度によって、銀行が倒産したときにも全額保護...
会社と銀行のパソコンをオンラインで接続することによって銀行と、直接データのやりとりを行える法人向けのサービス。 最近は「インターネットバンキング」「オンラインバンキング」とも呼ばれます。
L/Cとは信用状(Letter of Credit またはL/C)のこと。海外取引において、買い手側が取引銀行に依頼し、代金支払いの信用を補強してもらうために信用状を発行してもらいます。この信用状がついていれば、発行銀行は売り手が提示した取引書類が信用状に記載された諸条件と一致していさえすれば、引き換...
大勢の人から集めたお金を「ファンド(基金)」としてひとまとめにし、国内外の株式、債券市場に分散投資する金融商品です。顧客資産を安全に管理するために、投資信託会社が運用を指図し受託銀行が実際に売買を行うという2段構えになっていますが元本の保証はありません。また、中途解約ができないというリスクもありま...
遠方の取引先に、販売のため商品を発送した場合、その代金を早く回収する目的で取引先あての為替手形を振り出し、発送した商品の貨物代表証券を担保として銀行で割り引いてもらうことです。その手形は荷付為替手形または荷為替といいます。荷為替の金額は、売上代金の70〜80%とするのがふつうであり、売上代金との...
手形は、通常手形交換所を通して振り出した相手の当座から現金が支払われる仕組みになっていますが、この振り出された手形が当座の残高不足などの理由で支払が行われなかった手形のことを言います。 この不渡手形を出すと手形交換所から「不渡報告」が加盟銀行に通知されます。又、6ヶ月以内に2回目の不渡りを出すと...