他企業(受託者)に自己の商品の販売を依頼する特殊な販売形態のことです。 委託者にとって注意が必要なのは、受託者に商品を渡した時点では売れたわけではありませんから、「受託者が商品(委託品)を販売するまで」売上には計上できないということです。
証券会社に委託保証金(約定代金の30%以上)を差し入れて、買付資金の融資を受けたうえで株式を買い(信用買い)又は、売付証券を借り受けて株式を売る(信用売り)取引のことです。この信用取引の決済期限は、6か月(指定銘柄は3か月)とされています。
一定期間後における売れ残り品の返品を自由にできるという販売形態で、実質的には委託販売と似ていますが、次の点で大きく異なります。1 買戻し特約付き販売は、小売店等に商品を引き渡した時点で商品の所有権が小売店等に移るため、その時点で販売側は売上を計上しなければなりません。2 小売店等は、販売した商...
振出人が支払人(第三者)に手形金額の支払いを委託する支払委託証券です。たとえば、AにBと取引した売掛金がある場合、Cから商品を仕入れた際に、Bを支払人、Cを受取人とした為替手形を振り出せば、Aは取り立てと支払いの手間を省くことができます。 為替手形は、振出人が自分を支払人または受取人として振り...
委託販売のために発送した商品のことを言います。 手元の商品と区別して積送品勘定(資産の勘定)で処理します。販売を委託して商品を発送した時は、発送した商品の原価を仕入勘定から積送品勘定の借方に振り替え、その際運賃などの諸掛もこの勘定の借方に記入し積送品の原価に加えます。 積送品の売上が確定したと...
銀行振込等の際にかかる事務手数料や、業務の遂行に関してさまざまな業務を第三者等に委託する際の手数料(税務を委託した場合の税理士報酬など)を処理するときに用いる勘定科目です。 同じ業務委託でも、製造業務を第三者に委託する場合は、「外注加工費」などを用いるのがふつうでです。 【たとえば】・登録...
業務の全部または一部を他の企業に委託すること。 その効果として、専門的知識・技術等の不足の補充、人件費の削減、業務量の変動に対する弾力的な対応等があげられます。 ただし、外部委託によって企業内部にノウハウが蓄積できない、緊急対応が困難、機密漏洩の可能性が高まるといったデメリットも指摘されています。
小切手とは?小切手とは、振出人が支払人(金融機関)に受取人その他正当な所持人に支払うことを委託する支払委託証券です。現在では、商取引などでたくさんのお金を持ち歩くのが危険な場合に、この小切手を用いて支払いを行うことが多いようです。小切手のメリットは、この多額の現金を持ち歩かなくても済むという点と...
Chief Executive Officerの略。日本語では「最高経営責任者」。 株主の委託を受け、取締役会で選任され、“企業目的と基本方針”について責任を負う決定者のことです。