•  

助け合い

経理、労務、総務のことでわからないこと、利用者同士で助け合いを目的とした掲示板です。ルールを守ってご利用くださいませ。

販促品の売上計上について

質問 回答受付中

販促品の売上計上について

2006/02/09 10:31

bluemoon

ちょい参加

回答数:4

編集

いつもお世話になっております。会計士の方になかなか連絡が取れず、以下の処理について困っております。

販促品としてカタログを輸入し一部を得意先に売上げました。

Aカタログ12冊を輸入したとき
 aカタログ代  借:販売促進費  貸:預金口座
 bカタログ運賃 借:販売促進費  貸:預金口座
 c輸入通関費用 借:販売促進費  貸:未払費用
 d通関時消費税 借:仮払消費税  貸:未払費用

BAの内の6冊を売上計上するために仕入原価へ振替
 e 借:仕入高  貸:販売促進費

C得意先へ売上計上
 f 借:売掛金  貸:売上高
 ※以下の理由のためeの仕訳と同金額です。

以上の仕訳を行ったのですが、今回は利益を取らないことを前提に仕入原価の算出を営業担当者が行ったのですが、実際には支払いが発生していない諸経費を仕入原価に上乗せし、また為替レートの差額も若干あるため、手元にカタログが6冊残っているにも関わらす販売促進費の累計がマイナス計上になってしまいます。
為替レートの差額は仕方ないとしても、支払のない上乗せ経費を利益につなげずに処理するには、どのうような方法があるのでしょうか?
今後も発生するケースとなっているので、どうぞよろしくお願いします。

いつもお世話になっております。会計士の方になかなか連絡が取れず、以下の処理について困っております。

販促品としてカタログを輸入し一部を得意先に売上げました。

Aカタログ12冊を輸入したとき
 aカタログ代  借:販売促進費  貸:預金口座
 bカタログ運賃 借:販売促進費  貸:預金口座
 c輸入通関費用 借:販売促進費  貸:未払費用
 d通関時消費税 借:仮払消費税  貸:未払費用

BAの内の6冊を売上計上するために仕入原価へ振替
 e 借:仕入高  貸:販売促進費

C得意先へ売上計上
 f 借:売掛金  貸:売上高
 ※以下の理由のためeの仕訳と同金額です。

以上の仕訳を行ったのですが、今回は利益を取らないことを前提に仕入原価の算出を営業担当者が行ったのですが、実際には支払いが発生していない諸経費を仕入原価に上乗せし、また為替レートの差額も若干あるため、手元にカタログが6冊残っているにも関わらす販売促進費の累計がマイナス計上になってしまいます。
為替レートの差額は仕方ないとしても、支払のない上乗せ経費を利益につなげずに処理するには、どのうような方法があるのでしょうか?
今後も発生するケースとなっているので、どうぞよろしくお願いします。

この質問に回答
回答一覧
並び順:
表示:
1件〜4件 (全4件)
| 1 |

1. Re: 販促品の売上計上について

2006/02/09 23:48

TOKUJIN

すごい常連さん

編集

分からないことがいくつか。
利益につなげないということですが、売上処理しているのですよね。
BとCをまとめて
売掛金 / 販促費
とやって、販促費がマイナスになってしまう、ならまだ分かります。
BとCの処理を見ると仕入と売上と同額で利益は出ないようになってるわけですが、原価と売上と科目を分けているのに、利益が出ないように、というのがよく分かりません。
eとfを同じにする必要はなく、Aで発生した販促費だけをBで仕入れに振ればと単純に思うのですが、それだとどのような不都合があるのでしょうか?

そもそも、「利益を取らないことを前提に仕入原価の算出」の一方で「実際には支払いが発生していない諸経費を仕入原価に上乗せし」ているのだから、この時点で前提がおかしくなっていますよね。
机上の計算では利益が出ないようにしていても、帳簿上客観的に見れば利益を生むような処理をしているわけで、それで利益につなげない処理はできないでしょう。
レートもですが運賃も数量などで変動はするでしょうし、それらもろもろ加味して、本来儲けたいと思った部分ではないという意味ではマイナスになった分は雑収入が適していると思いますが、それでも利益につながってしまうことに変わりはないです。

得意先の次回売上に補填することにして前受収益などにしたとしても、その分次回値引きしないと消えませんし、どうやってもPLヒットせざるを得ないと思います。

分からないことがいくつか。
利益につなげないということですが、売上処理しているのですよね。
BとCをまとめて
売掛金 / 販促費
とやって、販促費がマイナスになってしまう、ならまだ分かります。
BとCの処理を見ると仕入と売上と同額で利益は出ないようになってるわけですが、原価と売上と科目を分けているのに、利益が出ないように、というのがよく分かりません。
eとfを同じにする必要はなく、Aで発生した販促費だけをBで仕入れに振ればと単純に思うのですが、それだとどのような不都合があるのでしょうか?

そもそも、「利益を取らないことを前提に仕入原価の算出」の一方で「実際には支払いが発生していない諸経費を仕入原価に上乗せし」ているのだから、この時点で前提がおかしくなっていますよね。
机上の計算では利益が出ないようにしていても、帳簿上客観的に見れば利益を生むような処理をしているわけで、それで利益につなげない処理はできないでしょう。
レートもですが運賃も数量などで変動はするでしょうし、それらもろもろ加味して、本来儲けたいと思った部分ではないという意味ではマイナスになった分は雑収入が適していると思いますが、それでも利益につながってしまうことに変わりはないです。

得意先の次回売上に補填することにして前受収益などにしたとしても、その分次回値引きしないと消えませんし、どうやってもPLヒットせざるを得ないと思います。

返信

2. Re: 販促品の売上計上について

2006/02/10 10:52

bluemoon

ちょい参加

編集

TOKUJINさん、いろいろお考えいただきありがとうございます。
設立一年目の今期はまだ前例がないため、ご意見をいただくことは、大変助かります。
正直、私も実費での請求を前提としているのに
何故、発生していない諸経費を上乗せして仕入原価としているのかわからず、担当者に問い合わせたのですが、
「それはそちら経理の問題:evil: 営業なんたらかんたらって科目があるはず!」と言われ、
知識不足の立場として説得力もなく『営業なんたらかんたら』の科目も見つけられず、
すっかり煮詰まってしまいました:cry:

実際に発生した販促費だけを仕入に振替えて、
差額を雑収にする、というのが担当者の意向に近いように思います。

ちなみに、弊社では販売仕入管理のソフトを使用しているのですが、
会計との仕入高は常に一致させる必要がありますよね?
となると、今回の元々販促品であるカタログ代の仕入処理についても仕入原価は実費だけの金額とし、販売仕入ソフトでの売上仕入対比では利益を発生させることになる、のですよね?

TOKUJINさん、いろいろお考えいただきありがとうございます。
設立一年目の今期はまだ前例がないため、ご意見をいただくことは、大変助かります。
正直、私も実費での請求を前提としているのに
何故、発生していない諸経費を上乗せして仕入原価としているのかわからず、担当者に問い合わせたのですが、
「それはそちら経理の問題:evil: 営業なんたらかんたらって科目があるはず!」と言われ、
知識不足の立場として説得力もなく『営業なんたらかんたら』の科目も見つけられず、
すっかり煮詰まってしまいました:cry:

実際に発生した販促費だけを仕入に振替えて、
差額を雑収にする、というのが担当者の意向に近いように思います。

ちなみに、弊社では販売仕入管理のソフトを使用しているのですが、
会計との仕入高は常に一致させる必要がありますよね?
となると、今回の元々販促品であるカタログ代の仕入処理についても仕入原価は実費だけの金額とし、販売仕入ソフトでの売上仕入対比では利益を発生させることになる、のですよね?

返信

3. Re: 販促品の売上計上について

2006/02/11 01:08

TOKUJIN

すごい常連さん

編集

販売仕入管理ソフトと会計ソフトがどう連動しているのか分からないのですけど、一致させる必要があるかどうかというより、一致させるように運用するかどうかという話だと思います。
完全に一致させるとなると、例外が出たときにつらいですよね。

会計上で
売上−01:売上
売上−05:その他
仕入−01:仕入
仕入−05:その他
みたいにひとつの科目を枝番で分けて、01売上と01仕入を管理ソフトとあわせる、例外的な取引は05その他へ、というのもひとつのやり方でしょう。
例外をわざわざ管理ソフトに押し込む必要はないと思いますし、それはそれで会計も別にしておけば管理ソフトと会計で一致する部分を作れます。
例外が頻繁に起きるとか金額が大きいとかになれば、それはまた枝番分ければそれだけ抜き出せますし、引き算すれば利益も出ます。
管理ソフトでも商品群別などの区分が持てるでしょうから、それにあわせて枝番を商品別に分ければ、さらに検証がしやすくなりますよね。

って質問の答えになってるでしょうか。

販売仕入管理ソフトと会計ソフトがどう連動しているのか分からないのですけど、一致させる必要があるかどうかというより、一致させるように運用するかどうかという話だと思います。
完全に一致させるとなると、例外が出たときにつらいですよね。

会計上で
売上−01:売上
売上−05:その他
仕入−01:仕入
仕入−05:その他
みたいにひとつの科目を枝番で分けて、01売上と01仕入を管理ソフトとあわせる、例外的な取引は05その他へ、というのもひとつのやり方でしょう。
例外をわざわざ管理ソフトに押し込む必要はないと思いますし、それはそれで会計も別にしておけば管理ソフトと会計で一致する部分を作れます。
例外が頻繁に起きるとか金額が大きいとかになれば、それはまた枝番分ければそれだけ抜き出せますし、引き算すれば利益も出ます。
管理ソフトでも商品群別などの区分が持てるでしょうから、それにあわせて枝番を商品別に分ければ、さらに検証がしやすくなりますよね。

って質問の答えになってるでしょうか。

返信

4. Re: 販促品の売上計上について

2006/02/13 10:22

bluemoon

ちょい参加

編集

TOKUJINさん、ご丁寧な解答をありがとうございました。
いろいろな処理方法を教えていただくことが、
今の私にとっては一番の解決策のようです。助かりました。

ご提案いただいた方法なら、きちんと整理が出来そうです。
早速活用させていただき、
今後の取り引き形態のパターンがある程度落ち着いたところで
弊社なりの運用方法を改めて検討したいと思います。

土日が休日のため、お返事が遅くなり申し訳ありませんでした。

TOKUJINさん、ご丁寧な解答をありがとうございました。
いろいろな処理方法を教えていただくことが、
今の私にとっては一番の解決策のようです。助かりました。

ご提案いただいた方法なら、きちんと整理が出来そうです。
早速活用させていただき、
今後の取り引き形態のパターンがある程度落ち着いたところで
弊社なりの運用方法を改めて検討したいと思います。

土日が休日のため、お返事が遅くなり申し訳ありませんでした。

返信

1件〜4件 (全4件)
| 1 |
役に立った

0人がこのQ&Aが役に立ったと投票しています