別表４，５について教えてください｜助け合い掲示板

別表４，５について教えてください

2007/07/16 01:26

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積極参加

回答数：5

前期の決算では赤字となり期中で支払った事業税１０００円法人税２０００円市民税県民税ともに３０００円、預貯金の利子にともなう利子税、利子割１０円、５円が還付になります。期末に全額を未収入金として処理しました。別表４では前々期に確定した法人税の支払と前期の中間で支払った法人税を別表４、②で加算し同じように利子割市県民税を③、④で加算しました。そして、減算項目では仮払い源泉税として利子税１０円を。仮払い税金として残りの還付される金額６００５円を減算しました。そして最後に利子税が法人税額から控除される所得税額として加算されました。前期の流れはこんな感じでした。
そして今期の決算にあたり、還付金がもどり未収入金の減として処理しています。私が疑問なのはここでの別表④での処理です。
加算項目で仮払税金消却として前期の仮払源泉税と仮払税金６０１５円が加算されました。そして減算項目で法人税等の中間納付額および過誤納にかかる還付金額で実際に還付された金額から事業税、利子税をさしひいた金額５００５円が減算されています。私が思うに事業税は前期に加算していないので今期に減算する必要は無いと思うのですが、利子税に関しては前期に加算減算されているので今期に仮払税金消却として加算したあとは減算しなくてはいけないのでしょうか？？なかなかうまく説明できないのですが、よろしくおねがいすます。

1. Re: 別表４，５について教えてください

2007/07/16 23:25

おはつ

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　失礼します。

　まず、質問文を拝見し、疑問に感じた点を２つ申し上げます。
(疑問1)「利子税」と仰っているのは預金利息等にかかる「源泉所得税」のことではないのでしょうか。ちなみに「利子税」というのはこれと全く別物です。
(疑問2)質問文の最後の方ですが、文脈からして、「・・今期に仮払税金消却として加算したあとは減算しなくてはいけないよいのでしょうか・・」と仰りたいのではないのでしょうか？。つまり、「5005円しか減算していないが、正しくは5015円を減算すべきではないか」と仰りたいのではないのでしょうか？。

　仮に上記いずれも私の推定通りだとして、以下に私の"意見"を記述します。

　別表4加算欄に6015円を記入（加算留保）するという前提で、
(1)別表4減算欄15に5005円を記入（減算留保）
(2)別表4減算欄16に10円を記入（減算流出）

　以上です。

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2. Re: 別表４，５について教えてください（蛇足）

2007/07/18 20:08

おはつ

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　以下、なんらご参考まで。

（蛇足1）別表4に、仮払税金だの、仮払税金償却だのと記入する以前に、当期の「課税所得（別表4の最下段38欄の金額）」は別途"電卓の世界"で既知のものとなっている筈ですので、例えば本件の場合、10円を減算すべきや否やについては別表4上における逆算等で推定することも可能です。

（蛇足2）ついでに別表5を作成してみると、同じ「税の還付」であっても、「税」によって別表5上での扱いが異なることが分かります。つまり、本例では、
(1)法人税 2000円
(2)住民税 3000円
(3)事業税 1000円
(4)利子割 5円
(5)所得税 10円
のいずれもが翌期に還付となるので、正当な会計処理として当然ながらいずれも当期末に未収計上するわけですが、翌期の別表5の期首と期末を比較すると、(3)と(5)の合計（1010円）分だけ「利益積立金」の増加要素となっています。裏を返せば、当期末時点では1010円分だけ利益積立金が（一時的に）減っていたわけです。
　これに対し、(1)(2)(4)は、当期に中間納付したからといって当期末時点でその分だけ利益積立金が減るわけではありません。これも裏を返せば、翌期になって還付されたからといって翌期の別表5の期末の利益積立金が(1)(2)(4)の分（5005円）だけ期首の利益積立金より増えているわけでないのは勿論です。

注）上記「別表5」とあるは、いずれも「別表5(1)」のことです。