•  

助け合い

経理、労務、総務のことでわからないこと、利用者同士で助け合いを目的とした掲示板です。ルールを守ってご利用くださいませ。

10万円未満の固定資産

質問 回答受付中

10万円未満の固定資産

2006/04/21 17:04

kemikemi

常連さん

回答数:5

編集

こんにちは!

償却資産の申告についてなのですが・・・

「耐用年数が1年以上で、取得価格が10万円以上の資産」

のほかに、

「取得価格が10万円未満であっても、
 固定資産に計上している資産」

も申告が必要とありますが、

それって、どのようなものをさすのでしょうか?

なんだか、あいまいで分かりません・・・

よろしくお願いします。

こんにちは!

償却資産の申告についてなのですが・・・

「耐用年数が1年以上で、取得価格が10万円以上の資産」

のほかに、

「取得価格が10万円未満であっても、
 固定資産に計上している資産」

も申告が必要とありますが、

それって、どのようなものをさすのでしょうか?

なんだか、あいまいで分かりません・・・

よろしくお願いします。

この質問に回答
回答一覧
並び順:
表示:
1件〜5件 (全5件)
| 1 |

1. Re: 10万円未満の固定資産

2006/04/21 17:10

かめへん

神の領域

編集

>「取得価格が10万円未満であっても、
> 固定資産に計上している資産」

個人事業の場合は、少額減価償却資産も強制的に必要経費となりますので、これはあり得ませんが、法人の場合は、10万円未満のものをあえて資産計上して、減価償却していく事は認められており、現実にそう処理されているケースもあります。

一般的には、決算の数字が思わしくなく、少しでも対外的(金融機関等)に数字を良く見せる(利益を多くする)ために、固定資産として計上する場合があります。
法人の場合は、減価償却は任意ですので、資産計上した上で、全く償却しなかったとしても税法上は問題ありませんので。

但し、10万円未満であっても、いったん資産計上したものについては、償却資産税の対象にはなってきますよ、という事ですね。

>「取得価格が10万円未満であっても、
> 固定資産に計上している資産」

個人事業の場合は、少額減価償却資産も強制的に必要経費となりますので、これはあり得ませんが、法人の場合は、10万円未満のものをあえて資産計上して、減価償却していく事は認められており、現実にそう処理されているケースもあります。

一般的には、決算の数字が思わしくなく、少しでも対外的(金融機関等)に数字を良く見せる(利益を多くする)ために、固定資産として計上する場合があります。
法人の場合は、減価償却は任意ですので、資産計上した上で、全く償却しなかったとしても税法上は問題ありませんので。

但し、10万円未満であっても、いったん資産計上したものについては、償却資産税の対象にはなってきますよ、という事ですね。

返信

2. Re: 10万円未満の固定資産

2006/04/25 13:22

kemikemi

常連さん

編集

kamehenさん、
ありがとうございました。

お返事が大変遅くなりまして、
申し訳ありません。

>法人の場合は、減価償却は任意ですので、資産計上した上で、全く償却しなかったとしても税法上は問題ありませんので。

とありますが、

10万円以上の資産については、
償却資産の申告は必ずしないといけないのですよね?

でも、減価償却は任意ということは、
減価償却しても、しなくても、
どっちでもいいということなのでしょうか?

会社的?には、減価償却をしたら、
経費になるので、減価償却はしたほうが、
いいのでしょうか?

今の会社に入社して、半年程たちましたが、
未だに、減価償却の意味がいまいちよくわかりません・・・

償却資産も減価償却(減価償却費)していけば、
備品消耗品費のように経費になるってことなのでしょうか?

こんな説明でお分かりになられるか分かりませんが、
よろしくお願いします。

kamehenさん、
ありがとうございました。

お返事が大変遅くなりまして、
申し訳ありません。

>法人の場合は、減価償却は任意ですので、資産計上した上で、全く償却しなかったとしても税法上は問題ありませんので。

とありますが、

10万円以上の資産については、
償却資産の申告は必ずしないといけないのですよね?

でも、減価償却は任意ということは、
減価償却しても、しなくても、
どっちでもいいということなのでしょうか?

会社的?には、減価償却をしたら、
経費になるので、減価償却はしたほうが、
いいのでしょうか?

今の会社に入社して、半年程たちましたが、
未だに、減価償却の意味がいまいちよくわかりません・・・

償却資産も減価償却(減価償却費)していけば、
備品消耗品費のように経費になるってことなのでしょうか?

こんな説明でお分かりになられるか分かりませんが、
よろしくお願いします。

返信

3. Re: 10万円未満の固定資産

2006/04/26 00:06

かめへん

神の領域

編集

>10万円以上の資産については、
>償却資産の申告は必ずしないといけないのですよね?

基本的にはそうですが、但し、3年均等償却の一括償却資産を選択した場合に限っては、償却資産の対象外となってきます。
下記サイトもご参考にされて下さい。
http://bizplus.nikkei.co.jp/genre/zaimu/rensai/point.cfm?i=20051215int57z1

> でも、減価償却は任意ということは、
> 減価償却しても、しなくても、
> どっちでもいいということなのでしょうか?

税法上はそういう事になります。
ただ、会計上からいけば、やはり毎期償却するのが好ましいと思います。

> 会社的?には、減価償却をしたら、
> 経費になるので、減価償却はしたほうが、
> いいのでしょうか?

もちろん、そうです。
普通に利益が出ていれば、迷う事なく限度額について償却するものと思います。
ただ、あまり利益が出ないようなところは、見栄えを良くするために、少なめに償却したりはします。
(ただ、最近は銀行等も、そこまで加味して、決算書を見たりしますが)

> 償却資産も減価償却(減価償却費)していけば、
> 備品消耗品費のように経費になるってことなのでしょうか?

その通りです、基本的に耐用年数の期間に渡って(償却を少なめにすれば、期間は延びていきますが)、取得価額の5%に達するまでは費用化できます。
ただ、いっぺんに費用化できない、というだけの事です。

>10万円以上の資産については、
>償却資産の申告は必ずしないといけないのですよね?

基本的にはそうですが、但し、3年均等償却の一括償却資産を選択した場合に限っては、償却資産の対象外となってきます。
下記サイトもご参考にされて下さい。
http://bizplus.nikkei.co.jp/genre/zaimu/rensai/point.cfm?i=20051215int57z1

> でも、減価償却は任意ということは、
> 減価償却しても、しなくても、
> どっちでもいいということなのでしょうか?

税法上はそういう事になります。
ただ、会計上からいけば、やはり毎期償却するのが好ましいと思います。

> 会社的?には、減価償却をしたら、
> 経費になるので、減価償却はしたほうが、
> いいのでしょうか?

もちろん、そうです。
普通に利益が出ていれば、迷う事なく限度額について償却するものと思います。
ただ、あまり利益が出ないようなところは、見栄えを良くするために、少なめに償却したりはします。
(ただ、最近は銀行等も、そこまで加味して、決算書を見たりしますが)

> 償却資産も減価償却(減価償却費)していけば、
> 備品消耗品費のように経費になるってことなのでしょうか?

その通りです、基本的に耐用年数の期間に渡って(償却を少なめにすれば、期間は延びていきますが)、取得価額の5%に達するまでは費用化できます。
ただ、いっぺんに費用化できない、というだけの事です。

返信

4. Re: 10万円未満の固定資産

2006/04/26 10:37

kemikemi

常連さん

編集

kamehenさん
ありがとうございます!

>普通に利益が出ていれば、迷う事なく限度額について償却するものと思います。

とありますが、
減価償却には、限度額があるのでしょうか?

あと・・・
>ただ、あまり利益が出ないようなところは、見栄えを良くするために、少なめに償却したりはします。

とありますが、
償却資産も資産なので、多めに償却したら、
資産が減るという意味でなのでしょうか?

よろしくお願いします。

kamehenさん
ありがとうございます!

>普通に利益が出ていれば、迷う事なく限度額について償却するものと思います。

とありますが、
減価償却には、限度額があるのでしょうか?

あと・・・
>ただ、あまり利益が出ないようなところは、見栄えを良くするために、少なめに償却したりはします。

とありますが、
償却資産も資産なので、多めに償却したら、
資産が減るという意味でなのでしょうか?

よろしくお願いします。

返信

5. Re: 10万円未満の固定資産

2006/04/26 22:05

かめへん

神の領域

編集

>減価償却には、限度額があるのでしょうか?

あっ、そもそも、減価償却そのものが、まだ良くわからないという事でしたよね。

基本的に、減価償却費も含む、一般管理費については、その事業年度ごとの期間に対応させる事になっているのですが、固定資産の場合は、購入した事業年度で使い切るというか効果がある訳ではなく、数年に渡って使用していくものですので、資産の種類ごとに耐用年数を定めて、その期間に渡って、減価償却費として、複数事業年度に渡って費用化していくものです。

ですから、耐用年数が定められていますし、それに基づいて、償却限度額というのもあり、税法上は、その範囲内で損金として認められる、というものです。

法人であれば、基本的には、定率法という方法(但し、建物は定額法)により償却していく事となりますので、次の算式により計算した金額がその事業年度の償却限度額となります。
(最終的には、取得価額の5%に達するまで償却できる事となります。)

期首帳簿価額(取得事業年度については取得価額)×償却率(但し、取得事業年度についてはこれに加えて月数計算あり)

減価償却全般については、私の拙い説明より、下記サイトの方がご参考になるものと思いますので、一通りご覧になってみて下さい。
http://www.tabisland.ne.jp/explain/genka2/index.htm

それぞれ定められた法定耐用年数については、下記サイトをご参考にされて下さい。
http://www.tabisland.ne.jp/zeidb/taiyou/index.htm


> 償却資産も資産なので、多めに償却したら、
> 資産が減るという意味でなのでしょうか?

いえいえ、もちろん資産も減りますが、この場合は、もっと直接的に、当期利益が目減りするから、という意味です。

>減価償却には、限度額があるのでしょうか?

あっ、そもそも、減価償却そのものが、まだ良くわからないという事でしたよね。

基本的に、減価償却費も含む、一般管理費については、その事業年度ごとの期間に対応させる事になっているのですが、固定資産の場合は、購入した事業年度で使い切るというか効果がある訳ではなく、数年に渡って使用していくものですので、資産の種類ごとに耐用年数を定めて、その期間に渡って、減価償却費として、複数事業年度に渡って費用化していくものです。

ですから、耐用年数が定められていますし、それに基づいて、償却限度額というのもあり、税法上は、その範囲内で損金として認められる、というものです。

法人であれば、基本的には、定率法という方法(但し、建物は定額法)により償却していく事となりますので、次の算式により計算した金額がその事業年度の償却限度額となります。
(最終的には、取得価額の5%に達するまで償却できる事となります。)

期首帳簿価額(取得事業年度については取得価額)×償却率(但し、取得事業年度についてはこれに加えて月数計算あり)

減価償却全般については、私の拙い説明より、下記サイトの方がご参考になるものと思いますので、一通りご覧になってみて下さい。
http://www.tabisland.ne.jp/explain/genka2/index.htm

それぞれ定められた法定耐用年数については、下記サイトをご参考にされて下さい。
http://www.tabisland.ne.jp/zeidb/taiyou/index.htm


> 償却資産も資産なので、多めに償却したら、
> 資産が減るという意味でなのでしょうか?

いえいえ、もちろん資産も減りますが、この場合は、もっと直接的に、当期利益が目減りするから、という意味です。

返信

1件〜5件 (全5件)
| 1 |
役に立った

0人がこのQ&Aが役に立ったと投票しています