•  

助け合い

経理、労務、総務のことでわからないこと、利用者同士で助け合いを目的とした掲示板です。ルールを守ってご利用くださいませ。

商品仕入高と宣伝広告費 商品を試食で使った時

質問 回答受付中

商品仕入高と宣伝広告費 商品を試食で使った時

2006/05/10 15:18

poo

積極参加

回答数:4

編集

たびたびすみません。

前回の質問とはつながりがありませんので別に投稿いたしました。

有限会社。食品小売です。年間1000万強程度の個人レベルです。以前は父親がやってまして、入院中ですので私がアルバイトの身分で経営〜経理をしております。

最近人が集まる場所に行ってウチの商品のサンプルを渡すことがあります。またそれ以外にも常連客さんなどに新規商品を渡すことがあります。

もともとサンプル用のものではなくて、売り物を中身をあけて一部を渡す感じです。なので仕入れの時は
商品仕入高/買掛
になっております。

今までサンプル試食用として使っても計上してなかったようです。
まあ少量ですので金額換算も難しいからだと思います。
税務調査に入って念入りに調査されればきっと指導が入ると思いますが、とりあえずは少量はそのままやっておこうかなと思いました。

ただ、一度に100人に配ると金額換算も簡単だったりするので広告宣伝費として計上をしようかなと思いました。

その場合なんですが、仕入れたときに
商品仕入高/買掛
となってるものを
宣伝広告費(又は適宜)/商品仕入高
とすればいいのでしょうか?

なんか商品仕入高が減るというのに違和感を感じましたので投稿させてもらいました。

もしもこの方法であってるとすれば、
「商品仕入高とは、そのものを売るのを目的に購入した場合に使うものであり、売らないのであればそれを商品仕入高に入れてはいけないもの」
という理屈なのでしょうか?

たびたびすみません。

前回の質問とはつながりがありませんので別に投稿いたしました。

有限会社。食品小売です。年間1000万強程度の個人レベルです。以前は父親がやってまして、入院中ですので私がアルバイトの身分で経営〜経理をしております。

最近人が集まる場所に行ってウチの商品のサンプルを渡すことがあります。またそれ以外にも常連客さんなどに新規商品を渡すことがあります。

もともとサンプル用のものではなくて、売り物を中身をあけて一部を渡す感じです。なので仕入れの時は
商品仕入高/買掛
になっております。

今までサンプル試食用として使っても計上してなかったようです。
まあ少量ですので金額換算も難しいからだと思います。
税務調査に入って念入りに調査されればきっと指導が入ると思いますが、とりあえずは少量はそのままやっておこうかなと思いました。

ただ、一度に100人に配ると金額換算も簡単だったりするので広告宣伝費として計上をしようかなと思いました。

その場合なんですが、仕入れたときに
商品仕入高/買掛
となってるものを
宣伝広告費(又は適宜)/商品仕入高
とすればいいのでしょうか?

なんか商品仕入高が減るというのに違和感を感じましたので投稿させてもらいました。

もしもこの方法であってるとすれば、
商品仕入高とは、そのものを売るのを目的に購入した場合に使うものであり、売らないのであればそれを商品仕入高に入れてはいけないもの」
という理屈なのでしょうか?

この質問に回答
回答一覧
並び順:
表示:
1件〜4件 (全4件)
| 1 |

1. Re: 商品仕入高と宣伝広告費 商品を試食で使った時

2006/05/10 18:11

編集

こんにちは。

>宣伝広告費(又は適宜)/商品仕入高
>とすればいいのでしょうか?

帳簿上(=仕訳)は、それで良いと思います。

>なんか商品仕入高が減るというのに違和感を感じましたので投稿させてもらいました。

ごもっともな疑問だと思います。
というか、経理感覚が鋭いですよね。羨ましい限りです。
会計上ではこの違和感をなくすために、損益計算書で他勘定振替高を使い、
次のように表示をします。
(スペースの都合で上手く書けないので、イメージとしてとらえてください)

【損益計算書】
1.売上高 ○○
2.売上原価
 ・期首商品棚卸高 ○○
 ・当期商品仕入高 ○○(←下記★★を含んだ額です)
      合計
 ・他勘定振替高   ★★(マイナスします)
 ・期末商品棚卸高 ○○
     売上総利益 ○○
3.販売費及び一般管理費
      |
  宣伝広告費(又は見本費など)★★(プラスします)

損益計算書では、このように表示することによって、
正味仕入れたものを明示しつつ、正しい売上原価等を計算することができます。

こんにちは。

>宣伝広告費(又は適宜)/商品仕入高
>とすればいいのでしょうか?

帳簿上(=仕訳)は、それで良いと思います。

>なんか商品仕入高が減るというのに違和感を感じましたので投稿させてもらいました。

ごもっともな疑問だと思います。
というか、経理感覚が鋭いですよね。羨ましい限りです。
会計上ではこの違和感をなくすために、損益計算書で他勘定振替高を使い、
次のように表示をします。
(スペースの都合で上手く書けないので、イメージとしてとらえてください)

損益計算書
1.売上高 ○○
2.売上原価
 ・期首商品棚卸高 ○○
 ・当期商品仕入高 ○○(←下記★★を含んだ額です)
      合計
 ・他勘定振替高   ★★(マイナスします)
 ・期末商品棚卸高 ○○
     売上総利益 ○○
3.販売費及び一般管理費
      |
  宣伝広告費(又は見本費など)★★(プラスします)

損益計算書では、このように表示することによって、
正味仕入れたものを明示しつつ、正しい売上原価等を計算することができます。

返信

2. Re: 商品仕入高と宣伝広告費 商品を試食で使った時

2006/05/10 23:07

poo

積極参加

編集

ありがとうございます。
なかなか難しい話に発展するのですね。

まだ決算書は作ったことがなく、ちょうど今作ってる最中ですので他勘定振替高という名目は初耳です。

財務応援ライトを使ってますが、そういうことができるのか今度実際にだす段階で見てみようと思います。

そして理解したうえで来期(既に今期ですが)からそういう形でやろうかと思います。

もう一つ関連で気付いたのですが、仕入れた商品が賞味期限切れで処分ということになった場合。これもうちでは今まで計上してなかったようです。(滅多にありませんし年度まとめても数千円から数万円ですので)

もしもこの賞味期限切れを計上する場合は

雑損(ウチの場合は金額が少ないのでこれでいいとおもいますが、大きいなら他のがよさそうですね。コンビニとかは専用の勘定科目とか作ってそう)/商品仕入高 ¥いくらいくら
摘要に軽く内容を

こんな感じですよね?で、決算字には他勘定振替高を使うと。

ふんふん。そうなると、期中になるべく正確な損益の数字を捉えたければ、他勘定振替高にあてはまるような勘定科目を作っておいて、それを使っておけば期中でも違和感なく見れるわけですね。

毎度ここの皆さんと会話をすると吸収がはかどりますm(__)m
ありがたいかぎりですm(__)m

ちょっと外れますが、こういうのを商売にすると面白そうな・・
質問者は一定金額を払い、回答者の中から的確な回答だったと感じたレスにはチェックをしておく。質問者から支払われた額を一旦合計して、回答参加者に1チェック獲得に応じた配当をする。

人に教えることを初めから商売にしてる人に物を聞くよりも敷居を低くできて、得られる内容は遜色ないと。物凄く脱線してすみませんです。以後気をつけます。

ありがとうございます。
なかなか難しい話に発展するのですね。

まだ決算書は作ったことがなく、ちょうど今作ってる最中ですので他勘定振替高という名目は初耳です。

財務応援ライトを使ってますが、そういうことができるのか今度実際にだす段階で見てみようと思います。

そして理解したうえで来期(既に今期ですが)からそういう形でやろうかと思います。

もう一つ関連で気付いたのですが、仕入れた商品が賞味期限切れで処分ということになった場合。これもうちでは今まで計上してなかったようです。(滅多にありませんし年度まとめても数千円から数万円ですので)

もしもこの賞味期限切れを計上する場合は

雑損(ウチの場合は金額が少ないのでこれでいいとおもいますが、大きいなら他のがよさそうですね。コンビニとかは専用の勘定科目とか作ってそう)/商品仕入高 ¥いくらいくら
摘要に軽く内容を

こんな感じですよね?で、決算字には他勘定振替高を使うと。

ふんふん。そうなると、期中になるべく正確な損益の数字を捉えたければ、他勘定振替高にあてはまるような勘定科目を作っておいて、それを使っておけば期中でも違和感なく見れるわけですね。

毎度ここの皆さんと会話をすると吸収がはかどりますm(__)m
ありがたいかぎりですm(__)m

ちょっと外れますが、こういうのを商売にすると面白そうな・・
質問者は一定金額を払い、回答者の中から的確な回答だったと感じたレスにはチェックをしておく。質問者から支払われた額を一旦合計して、回答参加者に1チェック獲得に応じた配当をする。

人に教えることを初めから商売にしてる人に物を聞くよりも敷居を低くできて、得られる内容は遜色ないと。物凄く脱線してすみませんです。以後気をつけます。

返信

3. Re: 商品仕入高と宣伝広告費 商品を試食で使った時

2006/05/11 12:59

編集

>なかなか難しい話に発展するのですね。

確かに難しいかもしれませんね〜。
とりあえずは、仕訳は帳簿への記録手段、決算書は株主さん等への表示手段、
と分離して考えておき、記録と表示は各々の目的に合わせて作られる
と覚えておいても良いかと思います。
つまり帳簿上の科目≠損益計算書の科目、ということです。

賞味期限切れの場合によく使われる科目は、棚卸減耗費とかですね。
これは損益計算書でも登場する科目であり、
見る人を解りやすくしてくれます。
つまり、他勘定振替高を使わずにダイレクトに棚卸減耗費を使っちゃいます。
なお、これらは厳密な処理でありますから、実務では異なる形も多いのですが、
最初にお書きになったような疑問を解消するには、
やはり厳密な処理によることになると思います。

>そうなると、期中になるべく正確な損益の数字を捉えたければ、他勘定振替高にあてはまるような勘定科目を作っておいて、それを使っておけば期中でも違和感なく見れるわけですね。

お書きの通りと思います。
私からすれば、POOさんは素晴らしいセンスをお持ちと思いますので、
お仕事等、ぜひ頑張って頂きたいと思います。

>なかなか難しい話に発展するのですね。

確かに難しいかもしれませんね〜。
とりあえずは、仕訳は帳簿への記録手段、決算書は株主さん等への表示手段、
と分離して考えておき、記録と表示は各々の目的に合わせて作られる
と覚えておいても良いかと思います。
つまり帳簿上の科目≠損益計算書の科目、ということです。

賞味期限切れの場合によく使われる科目は、棚卸減耗費とかですね。
これは損益計算書でも登場する科目であり、
見る人を解りやすくしてくれます。
つまり、他勘定振替高を使わずにダイレクトに棚卸減耗費を使っちゃいます。
なお、これらは厳密な処理でありますから、実務では異なる形も多いのですが、
最初にお書きになったような疑問を解消するには、
やはり厳密な処理によることになると思います。

>そうなると、期中になるべく正確な損益の数字を捉えたければ、他勘定振替高にあてはまるような勘定科目を作っておいて、それを使っておけば期中でも違和感なく見れるわけですね。

お書きの通りと思います。
私からすれば、POOさんは素晴らしいセンスをお持ちと思いますので、
お仕事等、ぜひ頑張って頂きたいと思います。

返信

4. 解決 ありがとうございましたm(_ _)m

2006/05/11 20:24

poo

積極参加

編集

>とりあえずは、仕訳は帳簿への記録手段、決算書は株主さん等への表示手段、
と分離して考えておき、記録と表示は各々の目的に合わせて作られる
と覚えておいても良いかと思います。
つまり帳簿上の科目≠損益計算書の科目、ということです。


記録と表示の目的の違いによる微妙な差ですね。とてもわかりやすい説明ありがとうございます!

棚卸減耗費も了解ですm(_ _)m

丁寧な回答に暖かいお言葉感謝です。ありがとうございました。
それでは失礼いたします。

>とりあえずは、仕訳は帳簿への記録手段、決算書は株主さん等への表示手段、
と分離して考えておき、記録と表示は各々の目的に合わせて作られる
と覚えておいても良いかと思います。
つまり帳簿上の科目≠損益計算書の科目、ということです。


記録と表示の目的の違いによる微妙な差ですね。とてもわかりやすい説明ありがとうございます!

棚卸減耗費も了解ですm(_ _)m

丁寧な回答に暖かいお言葉感謝です。ありがとうございました。
それでは失礼いたします。

返信

1件〜4件 (全4件)
| 1 |
役に立った

0人がこのQ&Aが役に立ったと投票しています