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既に他の方がご回答されている通りと思います。
基本的には、その原因を探るべきものとは思いますが、もしも横領等の場合には、dasrechtさんが書かれている通りと思いますが、ひょっとしたら、資金繰り等の都合で解約して、本来は保険積立金のマイナスで処理すべき部分を、全て雑収入で処理してしまって、決算書の見栄えを表面上良くして、そのまま放置されたのでは、という気もします。
(解約した年の決算内訳書の雑収入欄で確認できるものと思います。)
いずれにしても、存在しないものであれば、次のように仕訳する事となります。
過年度損益修正損 ××/保険積立金 ××
このように、決算書上では費用として処理しますが、これは当期の損金ではありませんので、申告書上で所得に加算しなければならない事となります。
申告書上の別表四で、「過年度損益修正損(保険積立金)」で加算・社外流出(その他)で記載(交際費の損金不算入額の下あたり)されれば良いものと思います。
正しくは、社外流出ではなく、留保なのですが、別表五(一)に先立つものがないはずですから、留保金課税がかかるぐらいの所得で無い限りは、この処理で問題ないものとは思います。
もしも、別表五(一)に「保険積立金」の前期繰越が記載されいる場合(先立つものがある場合)には、解約時に税務上は正しく処理されていた事となりますので、上記仕訳はそのままで、別表四では、加算・留保で処理して、別表五(一)の保険積立金の当期減に当該金額を記載して、残高を0円にする事となります。
ただ、この処理をされれば、決算書上の見栄えは悪くなりますので、融資等の予定があるのであれば、それを考慮に入れるべきものとは思います。
既に他の方がご回答されている通りと思います。
基本的には、その原因を探るべきものとは思いますが、もしも横領等の場合には、dasrechtさんが書かれている通りと思いますが、ひょっとしたら、資金繰り等の都合で解約して、本来は保険積立金のマイナスで処理すべき部分を、全て雑収入で処理してしまって、決算書の見栄えを表面上良くして、そのまま放置されたのでは、という気もします。
(解約した年の決算内訳書の雑収入欄で確認できるものと思います。)
いずれにしても、存在しないものであれば、次のように仕訳する事となります。
過年度損益修正損 ××/保険積立金 ××
このように、決算書上では費用として処理しますが、これは当期の損金ではありませんので、申告書上で所得に加算しなければならない事となります。
申告書上の別表四で、「過年度損益修正損(保険積立金)」で加算・社外流出(その他)で記載(交際費の損金不算入額の下あたり)されれば良いものと思います。
正しくは、社外流出ではなく、留保なのですが、別表五(一)に先立つものがないはずですから、留保金課税がかかるぐらいの所得で無い限りは、この処理で問題ないものとは思います。
もしも、別表五(一)に「保険積立金」の前期繰越が記載されいる場合(先立つものがある場合)には、解約時に税務上は正しく処理されていた事となりますので、上記仕訳はそのままで、別表四では、加算・留保で処理して、別表五(一)の保険積立金の当期減に当該金額を記載して、残高を0円にする事となります。
ただ、この処理をされれば、決算書上の見栄えは悪くなりますので、融資等の予定があるのであれば、それを考慮に入れるべきものとは思います。
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