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「商品割引券」をめぐる会計処理

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「商品割引券」をめぐる会計処理

2008/12/12 17:59

foetus

ちょい参加

回答数:2

編集

こんにちは
「商品割引券」をめぐる会計処理で相談があります。
弊社は小売業を営んでおります。販売促進の一環として
「割引券」の発行しました。これは商品を売り上げた際に
額面相当額を割り引くというありがちなものです。
現在100枚発行し配布しており、まずまずの行使率なのですが・・・
事業末を向かえ会計処理、税務処理としてはどういったことが必要なのでしょうか
ご教示いただきたく宜しくお願い致します。

こんにちは
商品割引券」をめぐる会計処理で相談があります。
弊社は小売業を営んでおります。販売促進の一環として
「割引券」の発行しました。これは商品を売り上げた際に
額面相当額を割り引くというありがちなものです。
現在100枚発行し配布しており、まずまずの行使率なのですが・・・
事業末を向かえ会計処理、税務処理としてはどういったことが必要なのでしょうか
ご教示いただきたく宜しくお願い致します。

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1. Re: 「商品割引券」をめぐる会計処理

2008/12/15 19:21

しかしか

さらにすごい常連さん

編集

会計処理としては、次の2通りの方法が考えられます。

<例>
100円の商品を販売し、10円の割引券と現金90円を受取った。


A.割引券の行使を会計上計上する方法

 現金 90         /  売上100
 売上値引or販売促進費 10

B.入金額で売上にする方法
 現金 90 / 売上 90

単純明快で簡単なのはBの方法です。
これだと会計上も、収益が入金額90であり、消費税の課税売上も90なので極めて簡単です。

Aの方法だと少しややこしくなり、割引券部分の10円を「売上値引」とした場合、最終的には「売上」と相殺消去して決算書には反映させることになります。

(最後に 売上10 / 売上値引10 という相殺仕訳をする。)

この場合、「売上」は90となり、Bの方法とまったく同じ結果になります。

(注:割引券による割引だからといって「売上割引」という科目を使ってはいけません。
割引券による売上代金の減額は、会計上「売上値引」となり、「売上割引」とは別のものです。
この「売上値引」とか「売上割引」というのは、世間一般的な日本語ではなく、会計専門用語ですので、正しく使い分ける必要があります。)

販売促進費として費用処理するという方法もありますが、この場合、会計上は売上収益100、費用10ということになりますね。
その結果、収益・費用の総額は違いますが、当期純利益に与える影響はBの方法とまったく同じです。

消費税の計算上は、課税売上げ100、売上対価の返還10ということになり、やっぱりBの場合と同じ結果になります。


というわけで、どちらでやっても会計上も税法上も同じなので、会社の都合でお好きなほうを採用されるとよいと思います。
(私の知る限りですが、大企業はAのほうで、中小企業はBのほうで経理する傾向があるようです。)

会計処理としては、次の2通りの方法が考えられます。

<例>
100円の商品を販売し、10円の割引券と現金90円を受取った。


A.割引券の行使を会計上計上する方法

 現金 90         /  売上100
 売上値引or販売促進費 10

B.入金額で売上にする方法
 現金 90 / 売上 90

単純明快で簡単なのはBの方法です。
これだと会計上も、収益が入金額90であり、消費税の課税売上も90なので極めて簡単です。

Aの方法だと少しややこしくなり、割引券部分の10円を「売上値引」とした場合、最終的には「売上」と相殺消去して決算書には反映させることになります。

(最後に 売上10 / 売上値引10 という相殺仕訳をする。)

この場合、「売上」は90となり、Bの方法とまったく同じ結果になります。

(注:割引券による割引だからといって「売上割引」という科目を使ってはいけません。
割引券による売上代金の減額は、会計上「売上値引」となり、「売上割引」とは別のものです。
この「売上値引」とか「売上割引」というのは、世間一般的な日本語ではなく、会計専門用語ですので、正しく使い分ける必要があります。)

販売促進費として費用処理するという方法もありますが、この場合、会計上は売上収益100、費用10ということになりますね。
その結果、収益・費用の総額は違いますが、当期純利益に与える影響はBの方法とまったく同じです。

消費税の計算上は、課税売上げ100、売上対価の返還10ということになり、やっぱりBの場合と同じ結果になります。


というわけで、どちらでやっても会計上も税法上も同じなので、会社の都合でお好きなほうを採用されるとよいと思います。
(私の知る限りですが、大企業はAのほうで、中小企業はBのほうで経理する傾向があるようです。)

返信

2. Re: 「商品割引券」をめぐる会計処理

2008/12/15 17:27

編集

こんにちは。

会計処理としては、「商品割引券」が使用された時に認識した方がよいと思います。
確かに権利義務の上での債務ということでは、条件付きとして発生していますが、会計処理でも未だ財産として確定するにはちと早いのかなという感じを受けます。

税務はかなり疎いので、ゴメンなさいです。

こんにちは。

会計処理としては、「商品割引券」が使用された時に認識した方がよいと思います。
確かに権利義務の上での債務ということでは、条件付きとして発生していますが、会計処理でも未だ財産として確定するにはちと早いのかなという感じを受けます。

税務はかなり疎いので、ゴメンなさいです。

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