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洗替法の仕訳

質問 回答受付中

洗替法の仕訳

2010/08/02 18:29

おはつ

回答数:11

編集

補足する

3月決算、夏・冬賞与、各賞与額=約1000万円程度ずつとして、「洗替法」というのは下記のいずれが正しいのでしょうか。

(1)
・夏:賞与引当金1,050+賞与20/現金1,070
・冬:賞与1,030/現金1,030
・期末:賞与引当金繰入1,040/賞与引当金1,040

(2)
・夏:賞与引当金1,050/賞与引当金取崩益1,050
 賞与1,070/現金1,070
・冬:賞与1,030/現金1,030
・期末:賞与引当金繰入1,040/賞与引当金1,040

3月決算、夏・冬賞与、各賞与額=約1000万円程度ずつとして、「洗替法」というのは下記のいずれが正しいのでしょうか。

(1)
・夏:賞与引当金1,050+賞与20/現金1,070
・冬:賞与1,030/現金1,030
・期末:賞与引当金繰入1,040/賞与引当金1,040

(2)
・夏:賞与引当金1,050/賞与引当金取崩益1,050
 賞与1,070/現金1,070
・冬:賞与1,030/現金1,030
・期末:賞与引当金繰入1,040/賞与引当金1,040

この質問に回答
回答一覧
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| 1 |

1. Re: 洗替法の仕訳

2010/08/05 08:38

koensu

すごい常連さん

編集

税務で洗替法という場合は(2)の処理を考えています。
しかも取崩益の仕訳も期末で行います。

税務で洗替法という場合は(2)の処理を考えています。
しかも取崩益の仕訳も期末で行います。

返信

2. Re: 洗替法の仕訳

2010/08/05 17:23

おはつ

編集

koensuさん、早速のご回答ありがとうございます。

>税務で洗替法という場合は

他方、会計処理としては(1)が本来的なものかと考えます。なぜなら、(2)を元にP/Lを作成すると「水ブクレ」になりますもんね。

で、税務では(2)を想定しているとはいえ、昨今では賞与引当金は全額損金不算入なもんですから、当該税務の想定を無視しても、お互い(税務当局、会社)何の利害も生じないものと思われます。
ということで、(2)は、現実的にはもはや廃れた仕訳である、という認識はどうなんでしょうか。

koensuさん、早速のご回答ありがとうございます。

>税務で洗替法という場合は

他方、会計処理としては(1)が本来的なものかと考えます。なぜなら、(2)を元にP/Lを作成すると「水ブクレ」になりますもんね。

で、税務では(2)を想定しているとはいえ、昨今では賞与引当金は全額損金不算入なもんですから、当該税務の想定を無視しても、お互い(税務当局、会社)何の利害も生じないものと思われます。
ということで、(2)は、現実的にはもはや廃れた仕訳である、という認識はどうなんでしょうか。

返信

3. Re: 洗替法の仕訳

2010/08/06 08:57

koensu

すごい常連さん

編集

賞与引当金はともかく
貸倒引当金についての規定は変わっていません。
洗い替え処理が原則です。
しかしながら、金融商品に関する会計基準と実務指針において
貸倒引当金の会計処理(PL表示上)は差額補充法と明確にされ、中小企業会計指針でもそれを受けていますので、会計表示としては洗い替え法の余地はありません。

ただ上記はPL表示の問題です。
私は仕訳としては洗い替え処理で行っています。

賞与を支払ったとき

 賞与 / 預金 1,000,000
賞与引当金/賞与  600,000
といった具合です。

この仕訳にするのは、かっての税務上の規定への対応ということと
この方が賞与の支払金額がわかりやすいのではないかと思うからです。

賞与引当金はともかく
貸倒引当金についての規定は変わっていません。
洗い替え処理が原則です。
しかしながら、金融商品に関する会計基準と実務指針において
貸倒引当金の会計処理(PL表示上)は差額補充法と明確にされ、中小企業会計指針でもそれを受けていますので、会計表示としては洗い替え法の余地はありません。

ただ上記はPL表示の問題です。
私は仕訳としては洗い替え処理で行っています。

賞与を支払ったとき

 賞与 / 預金 1,000,000
賞与引当金賞与  600,000
といった具合です。

この仕訳にするのは、かっての税務上の規定への対応ということと
この方が賞与の支払金額がわかりやすいのではないかと思うからです。

返信

4. Re: 洗替法の仕訳

2010/08/06 10:58

おはつ

編集

koensuさん、解説ありがとうございます。

>賞与 / 預金 1,000,000
>賞与引当金/賞与  600,000
>といった具合です。

ということは、私が最初に申しました(1)の方式(というか、取崩益を計上しない方式)ということでしょうか、それとも、

>しかも取崩益の仕訳も期末で行います。

と仰せのように、期末に、

賞与 / 賞与引当金取崩益 600,000

の追加仕訳を行っておられるのでしょうか。

koensuさん、解説ありがとうございます。

>賞与 / 預金 1,000,000
>賞与引当金賞与  600,000
>といった具合です。

ということは、私が最初に申しました(1)の方式(というか、取崩益を計上しない方式)ということでしょうか、それとも、

>しかも取崩益の仕訳も期末で行います。

と仰せのように、期末に、

賞与 / 賞与引当金取崩益 600,000

の追加仕訳を行っておられるのでしょうか。

返信

5. Re: 洗替法の仕訳

2010/08/06 20:40

koensu

すごい常連さん

編集

取崩の仕訳で「取崩益」という科目を使わないだけです。
同じ費用科目の貸し方記入とするのです。
結果、PL表示は差額補充法と同じになります。

貸倒引当金については次の処理になります。

前期末残高戻し入れ
  貸倒引当金 / 貸倒償却 80
当期引当金繰り入れ
  貸倒償却  / 貸倒引当金 100

表示上は差額補充法になりますが、
簿記の仕訳処理としては洗い替え法です。

取崩の仕訳で「取崩益」という科目を使わないだけです。
同じ費用科目の貸し方記入とするのです。
結果、PL表示は差額補充法と同じになります。

貸倒引当金については次の処理になります。

前期末残高戻し入れ
  貸倒引当金 / 貸倒償却 80
当期引当金繰り入れ
  貸倒償却  / 貸倒引当金 100

表示上は差額補充法になりますが、
簿記の仕訳処理としては洗い替え法です。

返信

6. Re: 洗替法の仕訳

2010/08/07 07:22

おはつ

編集

koensuさん、たびたびありがとうございます。


>同じ費用科目の貸し方記入とするのです。
>表示上は差額補充法になりますが、
>簿記の仕訳処理としては洗い替え法です。

なるほど!。

なお、賞与の場合は、「同じ費用科目の貸し方」を「賞与」とするか「賞与引当金繰入」とするかで若干ニュアンスが変わってきますね。「取崩益」という科目を使わない方策としては、「賞与」とするのが本来的かとは思いますが、「賞与引当金繰入」を貸し方に持ってくれば、期末の「賞与」残高は、当期に支払った賞与の実額を示している、というメリット(?)があるような気がします。

いずれにしても、会計上、税務上とも、「どっちゃでもいいか」のたぐいですかねぇ。

koensuさん、たびたびありがとうございます。


>同じ費用科目の貸し方記入とするのです。
>表示上は差額補充法になりますが、
>簿記の仕訳処理としては洗い替え法です。

なるほど!。

なお、賞与の場合は、「同じ費用科目の貸し方」を「賞与」とするか「賞与引当金繰入」とするかで若干ニュアンスが変わってきますね。「取崩益」という科目を使わない方策としては、「賞与」とするのが本来的かとは思いますが、「賞与引当金繰入」を貸し方に持ってくれば、期末の「賞与」残高は、当期に支払った賞与の実額を示している、というメリット(?)があるような気がします。

いずれにしても、会計上、税務上とも、「どっちゃでもいいか」のたぐいですかねぇ。

返信

7. Re: 洗替法の仕訳

2010/08/07 10:28

karz

すごい常連さん

編集

戻入れは、過年度修正です。
損益計算書の表示場所は、特別利益です。
そして、戻入処理をした結果、
「支払った」賞与の金額が販売管理費に表示されます。

「当期に発生した」賞与より多く計上されるため、
営業利益が本来より少なく計上されます。

また、前期行った引当金の設定が正しいにもかかわらず、
当期に誤った処理をした結果、特別利益が本来より
過大に計上されます。


繰入を貸方に持ってくると
当期末に設定した繰入と相殺されることになるため、
正確な損益計算書が作成できないことになります。



会計上
正確な損益計算を行うために、引当金を設定します。

税務上(税務調査上)
どっちゃでもいい。

正しい処理をしないと損益計算書の正確性が失われます。
この点、税務では、損益計算書の正確性より
税金計算の正確性を重視します。
間違った方法で処理をしたとしても、
その処理は、調査官に指摘されません。
どっちゃでもいいわけですから。

戻入れは、過年度修正です。
損益計算書の表示場所は、特別利益です。
そして、戻入処理をした結果、
「支払った」賞与の金額が販売管理費に表示されます。

「当期に発生した」賞与より多く計上されるため、
営業利益が本来より少なく計上されます。

また、前期行った引当金の設定が正しいにもかかわらず、
当期に誤った処理をした結果、特別利益が本来より
過大に計上されます。


繰入を貸方に持ってくると
当期末に設定した繰入と相殺されることになるため、
正確な損益計算書が作成できないことになります。



会計上
正確な損益計算を行うために、引当金を設定します。

税務上(税務調査上)
どっちゃでもいい。

正しい処理をしないと損益計算書の正確性が失われます。
この点、税務では、損益計算書の正確性より
税金計算の正確性を重視します。
間違った方法で処理をしたとしても、
その処理は、調査官に指摘されません。
どっちゃでもいいわけですから。

返信

8. Re: 洗替法の仕訳

2010/08/07 12:13

koensu

すごい常連さん

編集

戻入益を特別利益の区分に計上するのは
前期の引当額が過大だった場合だけです。

前期の繰入額が過大だったので、それを修正するという意味で特別利益に計上します。
前期繰入額が過大でない場合に戻し入れを特別利益に計上すれば
depthさんがおっしゃっているようにPLが水ぶくれになります。

当期支払賞与額−前期負担分(前期末賞与引当金残高)+当期負担翌期支払賞与額(当期賞与引当金支払額)=当期負担分賞与
ですから、賞与引当金の戻し入れは、通常は賞与勘定の貸し方記入で問題ないと考えます。

戻入益を特別利益の区分に計上するのは
前期の引当額が過大だった場合だけです。

前期の繰入額が過大だったので、それを修正するという意味で特別利益に計上します。
前期繰入額が過大でない場合に戻し入れを特別利益に計上すれば
depthさんがおっしゃっているようにPLが水ぶくれになります。

当期支払賞与額−前期負担分(前期末賞与引当金残高)+当期負担翌期支払賞与額(当期賞与引当金支払額)=当期負担分賞与
ですから、賞与引当金の戻し入れは、通常は賞与勘定の貸し方記入で問題ないと考えます。

返信

9. Re: 洗替法の仕訳

2010/08/07 12:46

おはつ

編集

karzさん、koensuさん、ありがとうございます。
お陰さまで、だいぶ頭が整理できたように思います。
以下に整理してみます。

差額としての取崩益が生じるよう冒頭の設定を微修正し、
前期末引当金=1,050
当期賞与(夏)=970
当期賞与(冬)=1,030
当期末引当金繰入額=1,040
とします。

〔適切な会計処理〕
・夏:賞与引当金1,050/現金970+賞与引当金取崩益80(注)
・冬:賞与1,030/現金1,030
・期末:賞与引当金繰入1,040/賞与引当金1,040

   (注)koensuさん流に書くなら、
     賞与970/現金970
     賞与引当金1,050/賞与970+賞与引当金取崩益80

〔適切なP/L〕
・販管費=賞与1,030+賞与引当金繰入1,040
・特別利益=賞与引当金戻入80

〔適切な蛇足注記〕
・洗替法によっている。
・税務署に褒められるような仕訳(賞与引当金1,050/賞与引当金取崩益1,050)は、していない。

ということになろうかと思うんですが、いかがなもんでしょうか。

(追記)素朴な疑問
元々の設定のように、
・(夏):賞与引当金1,050+賞与20/現金1,070
であった場合、この「20」はP/L上、販管費に記載されるようですが、言ってみればこの「20」も"見込み違い=前期損益修正"なのに、なぜ特別損失の部に記載されないのでしょうか。

karzさん、koensuさん、ありがとうございます。
お陰さまで、だいぶ頭が整理できたように思います。
以下に整理してみます。

差額としての取崩益が生じるよう冒頭の設定を微修正し、
前期末引当金=1,050
当期賞与(夏)=970
当期賞与(冬)=1,030
当期末引当金繰入額=1,040
とします。

〔適切な会計処理〕
・夏:賞与引当金1,050/現金970+賞与引当金取崩益80(注)
・冬:賞与1,030/現金1,030
・期末:賞与引当金繰入1,040/賞与引当金1,040

   (注)koensuさん流に書くなら、
     賞与970/現金970
     賞与引当金1,050/賞与970+賞与引当金取崩益80

〔適切なP/L〕
・販管費=賞与1,030+賞与引当金繰入1,040
・特別利益=賞与引当金戻入80

〔適切な蛇足注記〕
洗替法によっている。
・税務署に褒められるような仕訳(賞与引当金1,050/賞与引当金取崩益1,050)は、していない。

ということになろうかと思うんですが、いかがなもんでしょうか。

(追記)素朴な疑問
元々の設定のように、
・(夏):賞与引当金1,050+賞与20/現金1,070
であった場合、この「20」はP/L上、販管費に記載されるようですが、言ってみればこの「20」も"見込み違い=前期損益修正"なのに、なぜ特別損失の部に記載されないのでしょうか。

返信

10. Re: 洗替法の仕訳

2010/08/07 14:51

karz

すごい常連さん

編集

見込みが間違っていた場合は、特別損失です。
見込みは正しかった場合において、誤差が生じたときは、
販売管理費です。

逆の場合は、特別利益と販売管理費のマイナスとなります。
(なりますというより、マイナスとしても何ら問題が生じない。)
この判断は、重要かどうかで判断します。

引当金の計上は、あくまでも予測なんで、
実際の金額と誤差が生じます。

誤差が予想の範囲内なら経常的に発生するものとして考えます。
(販売管理費扱い)

誤差が予想の範囲外なら経常的に発生しないものとして考えます。
(特別損益扱い)

見込みが間違っていた場合は、特別損失です。
見込みは正しかった場合において、誤差が生じたときは、
販売管理費です。

逆の場合は、特別利益と販売管理費のマイナスとなります。
(なりますというより、マイナスとしても何ら問題が生じない。)
この判断は、重要かどうかで判断します。

引当金の計上は、あくまでも予測なんで、
実際の金額と誤差が生じます。

誤差が予想の範囲内なら経常的に発生するものとして考えます。
(販売管理費扱い)

誤差が予想の範囲外なら経常的に発生しないものとして考えます。
(特別損益扱い)

返信

11. Re: 洗替法の仕訳

2010/08/07 17:23

おはつ

編集

karzさん、ありがとうございます。

>見込みが間違っていた場合は・・・
>見込みは正しかった場合において、誤差が生じたときは・・・

大変参考になります。

>マイナスとしても何ら問題が生じない。・・・

勇気付けられます。

karzさん、ありがとうございます。

>見込みが間違っていた場合は・・・
>見込みは正しかった場合において、誤差が生じたときは・・・

大変参考になります。

>マイナスとしても何ら問題が生じない。・・・

勇気付けられます。

返信

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