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有価証券の取扱について

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有価証券の取扱について

2005/06/13 22:42

おはつ

回答数:4

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会社で所有している有価証券ですが、現在の貸借対照表上の価格は取得した時のままで、今の時価とはだいぶ違います。そこで、貸借対照表上の価格を時価で載せたいのですが簡単に出来るものなのでしょうか?時価が取得価格より下がっている場合は評価損、逆の場合は評価益でよいのでしょうか?また法人税の計算では問題がありますか?どなたか教え下さい。またこれに関するサイト等があればあわせてお願いします。

会社で所有している有価証券ですが、現在の貸借対照表上の価格は取得した時のままで、今の時価とはだいぶ違います。そこで、貸借対照表上の価格を時価で載せたいのですが簡単に出来るものなのでしょうか?時価が取得価格より下がっている場合は評価損、逆の場合は評価益でよいのでしょうか?また法人税の計算では問題がありますか?どなたか教え下さい。またこれに関するサイト等があればあわせてお願いします。

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1. Re: 有価証券の取扱について

2005/06/14 20:05

TOKUJIN

すごい常連さん

編集

有価証券の種類にもよるので、金融商品会計を一読されることを
お勧めします。
難しいかもしれませんが、まずはこれを理解しないと。。。
http://financial.mook.to/ks/kk.htm
http://www.tabisland.ne.jp/explain/kaikei2/kai2item.htm

特に、「その他有価証券」に区別されるものは、処理方法が
ふたつあります。
評価損をPLに影響させるかさせないかの違いですが、どちらの
方法も評価益はPLに影響させません。
(益も損もPLに影響させず資本の部に「有価証券評価差額」
として表示するのが原則です)

税務上については、上記2つめのリンクに記載があります。
その他有価証券について補足しますが、その他有価証券の
評価差額は税効果の対象となります。
しかしPLを通さない一時差異のため、取り扱いが特殊で、
別表4を通さずに別表5(1)に表示が出てきます。
その他有価証券 △100
繰延税金負債 40
有価証券評価差額 60
といった具合にプラスマイナスゼロになるように記載をします。

有価証券の種類にもよるので、金融商品会計を一読されることを
お勧めします。
難しいかもしれませんが、まずはこれを理解しないと。。。
http://financial.mook.to/ks/kk.htm
http://www.tabisland.ne.jp/explain/kaikei2/kai2item.htm

特に、「その他有価証券」に区別されるものは、処理方法が
ふたつあります。
評価損をPLに影響させるかさせないかの違いですが、どちらの
方法も評価益はPLに影響させません。
(益も損もPLに影響させず資本の部に「有価証券評価差額」
として表示するのが原則です)

税務上については、上記2つめのリンクに記載があります。
その他有価証券について補足しますが、その他有価証券
評価差額は税効果の対象となります。
しかしPLを通さない一時差異のため、取り扱いが特殊で、
別表4を通さずに別表5(1)に表示が出てきます。
その他有価証券 △100
繰延税金負債 40
有価証券評価差額 60
といった具合にプラスマイナスゼロになるように記載をします。

返信

2. Re: 有価証券の取扱について

2005/06/14 22:42

おはつ

編集

お返事ありがとうございます。難しそうです。
その他の有価証券については会計上は時価・税務上は
取得原価とバラバラなんですね。実際に全ての会社が
決算書作成上ではその他の有価証券は時価で評価しないと
いけないのでしょうか?

お返事ありがとうございます。難しそうです。
その他の有価証券については会計上は時価・税務上は
取得原価とバラバラなんですね。実際に全ての会社が
決算書作成上ではその他の有価証券は時価で評価しないと
いけないのでしょうか?

返信

3. Re: 有価証券の取扱について

2005/06/15 02:08

TOKUJIN

すごい常連さん

編集

退職給付にしても税効果にしても、対象は公開会社です。
上場企業は統一ルールじゃないと比較検討できませんから
すべて適用することになるのですが、非公開会社は
以前のルールでやっていることが多いと思うので、何が
正しいかというのが微妙ですよね。
中小企業の決算書は、基本的に税務のルールでやっている
ケースが多いと思います。
税務上の損金算入限度額をもって費用計上額とする、と
いう感じで。
その中で有価証券だけ時価評価することが会計上正しいか?
といわれると、正直財務諸表をゆがめる可能性のほうが
高い気がします。期間比較の観点からも。
正式な決算書は決算書として、別枠で有価証券の時価評価や
賞与引当金の100%繰入など税務にとらわれない会計上の
ルールを取り入れて、一時差異には税効果を認識し、
「裏決算書」を作ってみるのはそれはそれで有益かも
しれませんね。

退職給付にしても税効果にしても、対象は公開会社です。
上場企業は統一ルールじゃないと比較検討できませんから
すべて適用することになるのですが、非公開会社は
以前のルールでやっていることが多いと思うので、何が
正しいかというのが微妙ですよね。
中小企業の決算書は、基本的に税務のルールでやっている
ケースが多いと思います。
税務上の損金算入限度額をもって費用計上額とする、と
いう感じで。
その中で有価証券だけ時価評価することが会計上正しいか?
といわれると、正直財務諸表をゆがめる可能性のほうが
高い気がします。期間比較の観点からも。
正式な決算書は決算書として、別枠で有価証券の時価評価や
賞与引当金の100%繰入など税務にとらわれない会計上の
ルールを取り入れて、一時差異には税効果を認識し、
「裏決算書」を作ってみるのはそれはそれで有益かも
しれませんね。

返信

4. Re: 有価証券の取扱について

2005/06/15 09:21

おはつ

編集

なんだか複雑ですね。現状では全ての会社が統一ルールと
言うのではないのですね。公開会社が対象となっていますが
中小企業でも表の決算書で税効果会計を実際にやっているとこ
ろってあるのでしょうか?
また聞いた話ですが「中小会社会計基準」と言うのがあると聞いたので
がこれって、従来中小企業が行っている会計と全く違うものなのでしょうか?また中小企業は強制適用なのでしょうか?

なんだか複雑ですね。現状では全ての会社が統一ルールと
言うのではないのですね。公開会社が対象となっていますが
中小企業でも表の決算書で税効果会計を実際にやっているとこ
ろってあるのでしょうか?
また聞いた話ですが「中小会社会計基準」と言うのがあると聞いたので
がこれって、従来中小企業が行っている会計と全く違うものなのでしょうか?また中小企業は強制適用なのでしょうか?

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