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予定価格を用いる理由

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予定価格を用いる理由

2006/10/26 09:55

Gachinko

常連さん

回答数:2

編集

材料費の計算上、予定価格を用いるのはなぜですか。月末に実際
価格が算定できるので、月末の差異計算だけなら必要ないと思い
ますが、予定価格を用いて月中にいろいろと処理をするからですか。

材料費の計算上、予定価格を用いるのはなぜですか。月末に実際
価格が算定できるので、月末の差異計算だけなら必要ないと思い
ますが、予定価格を用いて月中にいろいろと処理をするからですか。

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回答

Re: 予定価格を用いる理由

2006/10/26 10:38

TOKUJIN

すごい常連さん

編集

一言で言えば、実際原価による計算が面倒だからです。
材料単価は変動しますから、たとえば総平均法を採っている場合は途中で単価が判明しません。

それから、これは原価に対する考え方ですが、管理上は予定原価をもって「正」としているのです。
会計上は実際原価が正です。
予定価格を使っている場合、現実には
「予定価格」×「予定数量」(A)
という見積もりがあり、実際作業の過程で
「予定価格」×「実際数量」(B)
という計算が行われ、会計上は原価差異を考慮した
「実際価格」×「実際数量」(C)
をもって完結、という3段階が存在します。
現場レベルでは、どれだけ材料費がかかったか、というのは、どれだけ材料を使ったか、であって、それはAとBとの比較です。
単価は作業現場でコントロールできることではないので、現場としては単価を固定することで、つまり変動要因を固定化したほうが管理しやすい一面があります。

一言で言えば、実際原価による計算が面倒だからです。
材料単価は変動しますから、たとえば総平均法を採っている場合は途中で単価が判明しません。

それから、これは原価に対する考え方ですが、管理上は予定原価をもって「正」としているのです。
会計上は実際原価が正です。
予定価格を使っている場合、現実には
「予定価格」×「予定数量」(A)
という見積もりがあり、実際作業の過程で
「予定価格」×「実際数量」(B)
という計算が行われ、会計上は原価差異を考慮した
「実際価格」×「実際数量」(C)
をもって完結、という3段階が存在します。
現場レベルでは、どれだけ材料費がかかったか、というのは、どれだけ材料を使ったか、であって、それはAとBとの比較です。
単価は作業現場でコントロールできることではないので、現場としては単価を固定することで、つまり変動要因を固定化したほうが管理しやすい一面があります。

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0 Gachinko 2006/10/26 09:55
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Re: 予定価格を用いる理由
TOKUJIN 2006/10/26 10:38
2 Gachinko 2006/10/26 11:44