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中間申告で納めすぎた税金があるときの決算仕訳

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中間申告で納めすぎた税金があるときの決算仕訳

2005/11/16 23:50

akabousi

おはつ

回答数:2

編集

中間申告で法人税や事業税などを多く納めすぎたときの、年次決算時の科目上の処理で質問です。
中間で納めた税金は仮払税金として科目上、借方に残ってるので
決算時は、貸方に持ってきて相殺するとは思うんですが、
決算後、戻ってくる中間で払いすぎた分の税金は、同じ仕訳の貸方に雑収入でいいんでしょうか?それとも決算時は、まだ未収なので違う科目を使うんでしょうか?
それと、そういった場合の「法人税等」の金額の出し方もよくわかりません。
別表が詳しくわかってないと、やっぱり難しいんでしょうか?

まとめると、決算のときの法人税がらみの仕訳がよくわからないので、科目名もあわせておしえてくださいませんか?
ちなみに赤字の場合で御願いします。

中間申告で法人税事業税などを多く納めすぎたときの、年次決算時の科目上の処理で質問です。
中間で納めた税金は仮払税金として科目上、借方に残ってるので
決算時は、貸方に持ってきて相殺するとは思うんですが、
決算後、戻ってくる中間で払いすぎた分の税金は、同じ仕訳の貸方に雑収入でいいんでしょうか?それとも決算時は、まだ未収なので違う科目を使うんでしょうか?
それと、そういった場合の「法人税等」の金額の出し方もよくわかりません。
別表が詳しくわかってないと、やっぱり難しいんでしょうか?

まとめると、決算のときの法人税がらみの仕訳がよくわからないので、科目名もあわせておしえてくださいませんか?
ちなみに赤字の場合で御願いします。

この質問に回答
回答

Re: 中間申告で納めすぎた税金があるときの決算仕訳

2005/11/17 23:19

TOKUJIN

すごい常連さん

編集

ちょっと話がよく見えないのですが、適当に中間で100払った
ものの当期赤字で年税額ゼロと計算されたとしましょう。
中間で
仮払金 100 / 現預金 100
となっていますよね。
これがまるまる返ってくるわけですが期末時点では未収なので、
未収 100 / 仮払金 100
と未収に振り替えます。
別枠で、地方税の均等割は赤字でもかかりますから、均等割
だけが
法人税等 / 未払法人税
で計上されます。
あとは翌期に
未払法人税 / 現預金
として均等割を払い、
還付があるときに還付加算金(利息)がちょっと
乗ってくるので、仮に加算金3とすると
現預金 103 / 未収 100
       / 雑収入 3 
となります。

中間納付は年税額の前払いであり、最終的にPLに載る
法人税は年税額です。そのうちいくら前払したかって
だけの話なので、足りない分を払うか、過大な分が
返ってくるか、どちらかしかありません。
中間仮払100で期末に年税額20出たとしたら、80が払いすぎで
還付になり、
未収金  20 / 仮払金 100
法人税等 80
中間仮払100で期末に年税額150出たとしたら、あと50足りないので、
法人税等 150 / 仮払金 100
        / 未払法人税等 50
となります。

上記のように、基本的に本税の還付について雑収入は立ちません。
なぜなら、払ったのが返ってくるだけで収入じゃないですよね。
ただ、もし中間で払ったときに
法人税等 / 現預金
として、そのまま期末は何もせずに期を繰り越した場合、
本来出るはずのない税額が計上されたまま前期が終わってます。
本当は還付のときにこの法人税等を消したいのですが、期が
代わってそれができないため、
現預金 / 雑収入
とせざるをえません。
これは前期ありもしない法人税を計上したから、ありもしない
雑収入でつじつまを合わせている形です。

ちょっと話がよく見えないのですが、適当に中間で100払った
ものの当期赤字で年税額ゼロと計算されたとしましょう。
中間で
仮払金 100 / 現預金 100
となっていますよね。
これがまるまる返ってくるわけですが期末時点では未収なので、
未収 100 / 仮払金 100
と未収に振り替えます。
別枠で、地方税の均等割は赤字でもかかりますから、均等割
だけが
法人税等 / 未払法人税
で計上されます。
あとは翌期に
未払法人税 / 現預金
として均等割を払い、
還付があるときに還付加算金(利息)がちょっと
乗ってくるので、仮に加算金3とすると
現預金 103 / 未収 100
       / 雑収入 3 
となります。

中間納付は年税額の前払いであり、最終的にPLに載る
法人税は年税額です。そのうちいくら前払したかって
だけの話なので、足りない分を払うか、過大な分が
返ってくるか、どちらかしかありません。
中間仮払100で期末に年税額20出たとしたら、80が払いすぎで
還付になり、
未収金  20 / 仮払金 100
法人税等 80
中間仮払100で期末に年税額150出たとしたら、あと50足りないので、
法人税等 150 / 仮払金 100
        / 未払法人税等 50
となります。

上記のように、基本的に本税の還付について雑収入は立ちません。
なぜなら、払ったのが返ってくるだけで収入じゃないですよね。
ただ、もし中間で払ったときに
法人税等 / 現預金
として、そのまま期末は何もせずに期を繰り越した場合、
本来出るはずのない税額が計上されたまま前期が終わってます。
本当は還付のときにこの法人税等を消したいのですが、期が
代わってそれができないため、
現預金 / 雑収入
とせざるをえません。
これは前期ありもしない法人税を計上したから、ありもしない
雑収入でつじつまを合わせている形です。

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0 akabousi 2005/11/16 23:50
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Re: 中間申告で納めすぎた税金があるときの決算仕訳
TOKUJIN 2005/11/17 23:19
2 akabousi 2005/11/21 22:01