外貨換算レートについて｜助け合い掲示板

外貨換算レートについて

2005/09/21 13:23

おはつ

回答数：3

教えて下さい。

外貨の換算レートは前月平均ＴＴＭを使っています。

今回、ドルを購入しましたが、この時の仕訳は下記のどちらで処理を
したらよろしいのでしょうか？

前月平均ＴＴＭ：110円
当日ＴＴＳ：115円
ドル購入額：＄1,000

１．外貨預金 110,000 ／普通預金 115,000
為替差損 5,000

２．外貨預金 115,000 ／普通預金 115,000

１．会社で決められているレートで行なうべきなのか、
２．実際にドルを買った時点のＴＴＳレートですべきか
で悩んでいます。

宜しくお願い致します。

1. Re: 外貨換算レートについて

2005/09/22 17:09

JIJI

ちょい参加

編集

換算レート適用日、換算レート適用銀行については、外貨建取引等会計処理基準、法人税法基本通達により示されています。　　　
　
1.外貨建取引等会計処理基準注解注2
　合理的な基礎に基づく平均相場
　（1）取引の行われた月の前月の直物為替相場の平均
　（2）取引の行われた週の前週の直物為替相場の平均
　（3）取引の行われた月の前月の末日の直物為替相場
　（4）取引の行われた週の前週の末日の直物為替相場
　（5）取引の行われた月の初日の直物為替相場
　（6）取引の行われた週の初日の直物為替相場

2.法人税法基本通達１３の2-1-2注2
　（1）取引日の属する月若しくは週の前月若しくは前週の末日又は当月若しくは当週の初日の電信買相場若しくは電信売相場又はこれらの日における電信売買相場の仲値
　（2）取引日の属する月の前月又は前週の平均相場のように１月以内の一定期間における電信売買相場の仲値、電信買相場又は電信売相場の平均値

3.法人税法基本通達１３の2-1-2注1
　本通達の本文の電信売相場、電信買相場及び電信売買相場の仲値については、原則として、その法人の主たる取引金融機関のものによることとするが、法人が、同一の方法により入手等をした合理的なものを継続して使用している場合には、これを認める。

以上を踏まえて、
弊社では、社内レートとして、主要銀行の前月末レート（支払はＴＴＳレート、返納はＴＴＢレート）を使用しています。
社員が実際に換金した場合、社内レートと比較し、有利な方で支払っています。
要は、社内ルール作りと継続して同じルールで会計処理が、行われていれば問題ないと思います。

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2. Re: 外貨換算レートについて

2005/09/22 19:17

nishi1225

常連さん

編集

社内規程に沿った１．の仕訳のほうが妥当だと思います。

また、月末又は月初に
　　（外貨預金＊＊＊）／（外貨預金＊＊＊）
　　（為替差損＊＊）　or（為替差益＊＊）
という処理も必要になるかも知れません。
ちなみに当社では、期中の仕訳は
　　（為替換算差額＊＊）／（為替換算見返＊＊）
という貸借勘定で洗い替え処理をしています。

これも経理の規程（あれば）に準拠すべきです。　

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3. Re: 外貨換算レートについて

2005/09/22 20:01

kei8

すごい常連さん

編集

　ご質問内容が整理されていないように思います。2つの整理方法が考えられます。

①前月平均のＴＴＳ111円を使うべきか当日のＴＴＳ115円を使うかと問うべきです。あるいは前月平均のＴＴＭ110円を使うべきか当日のＴＴＭを使うべきかとすべきです。前月平均を使うか当日を使うかがポイントになっています。

　会社で決めておけばどちらでもＯＫです。

②当日のＴＴＭ114円を使うべきか当日のＴＴＳ115円を使うべきかを問うべきです。ＴＴＭを使うかＴＴＳを使うかが論点になっています。

　会社で決めておけばどちらでもＯＫです。

　以上を整理すれば、
会社の方針として、ＴＴＭを使うかＴＴＳを使うか、前月平均を使うか当日のレートを使うかを予め決めておく必要があります。次のいずれかになります。
（１）前月平均のＴＴＭ
（２）前月平均のＴＴＳ
（３）当日のＴＴＭ
（４）当日のＴＴＳ

当日のレートを使わない場合には、JIJIさんが紹介されているように前月平均以外に各種の方法があります。

＜会計上＞
　いずれの方法をとる場合であっても、決算時は決算日の直物為替相場で換算換えすることが原則です。決算日の直物為替相場が異常と求められる場合にのみ決算日の前後一定期間の直物為替相場に基づいて計算された平均相場を適用することができるものとされています。例外的な平均相場は無条件に認められているわけではありません。
以上

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