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銀行の融資と売上高

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銀行の融資と売上高

2008/07/08 11:31

maomao

常連さん

回答数:6

編集

こんにちわ。
銀行融資についての素朴な疑問があります。
うちの会社は不景気のあおりを受けて、過去と比べて売上高は落ち込んでいます。
ただし、粗利率を見直したりコスト削減をはかることで、利益率はかなりアップしています。顧問税理士さんからもほめていただいたほどです。
しかし、うちの上層部によると「銀行の融資の審査は主に売上高を見る。来年度も融資してもらうためには売上が必要」とのことで、現在、躍起になって売上高を上げているところです。
これって本当のことなのでしょうか?
私には、金融のプロの銀行が、売上高だけを基準に融資決定をするとは思えないのですが・・・

こんにちわ。
銀行融資についての素朴な疑問があります。
うちの会社は不景気のあおりを受けて、過去と比べて売上高は落ち込んでいます。
ただし、粗利率を見直したりコスト削減をはかることで、利益率はかなりアップしています。顧問税理士さんからもほめていただいたほどです。
しかし、うちの上層部によると「銀行の融資の審査は主に売上高を見る。来年度も融資してもらうためには売上が必要」とのことで、現在、躍起になって売上高を上げているところです。
これって本当のことなのでしょうか?
私には、金融のプロの銀行が、売上高だけを基準に融資決定をするとは思えないのですが・・・

この質問に回答
回答

Re: 銀行の融資と売上高

2008/07/10 08:19

らん

さらにすごい常連さん

編集

こんにちは。

>銀行の融資の審査は主に売上高を見る。
これも事実ですね。

>金融のプロの銀行が、売上高だけを基準に融資決定をするとは思えないのですが・・・
これまた事実です(笑)。

銀行側で売上高に注目するのはその企業の成長性を見る一つの大きな指標であることに違いないからです。
借入も運転資金、設備資金、賞与資金、納税資金など様々ですが、
お書きの内容から察すると運転資金のことかと思われます。

「利益率はかなりアップしています」とのことですが、その程度が具体的に判りませんので何とも言いようがありませんが、
通常、仕入れて売上げる、あるいは買入れて製造して売り上げるというパターンの場合には、仕入れが先行しますから、
売上が伸びればそれに伴う仕入も増加し、売上代金の回収よりも常に仕入の支払いが先行するような場合には(手形の場合にはそのサイトも考慮)、その増えた仕入れの先払い金額が新たな資金負担となります。また政策的に在庫を増やせばその分も同様です。
これらを俗に増加運転資金と言っています。

この場合には銀行側では一応は前向き資金と考えますので、融資の為の稟議書も書き易くなります。
お書きの上層部の方はこのことを仰られているのではないでしょうかね。

昔から「勘定合って銭足りず」とか「黒字倒産」などという言葉が言われるように、損益と資金繰りとはその視点が異なるために必ずしも一致しません。
先に書きましたが、支払先行型の財務体質の場合には売上が伸びるほどに運転資金も必要になり、手元資金がなければ借入に頼らざるを得なくなります。
その為にも財務体質を改善する努力をする必要があります。

年間の返済額はいくらか、直ぐにその数字が頭に浮かびますか?
その年間返済額以上に毎年借入を実行して行くと、借入残高は増加するばかりで、ひいてはその金利が損益にも影響を及ぼすことになります。

御社の上層部の方のお言葉も実態なのでしょうが、より必要なのは借りる努力よりも、「借りないための努力」ですから。

こんにちは。

>銀行の融資の審査は主に売上高を見る。
これも事実ですね。

>金融のプロの銀行が、売上高だけを基準に融資決定をするとは思えないのですが・・・
これまた事実です(笑)。

銀行側で売上高に注目するのはその企業の成長性を見る一つの大きな指標であることに違いないからです。
借入も運転資金、設備資金、賞与資金、納税資金など様々ですが、
お書きの内容から察すると運転資金のことかと思われます。

「利益率はかなりアップしています」とのことですが、その程度が具体的に判りませんので何とも言いようがありませんが、
通常、仕入れて売上げる、あるいは買入れて製造して売り上げるというパターンの場合には、仕入れが先行しますから、
売上が伸びればそれに伴う仕入も増加し、売上代金の回収よりも常に仕入の支払いが先行するような場合には(手形の場合にはそのサイトも考慮)、その増えた仕入れの先払い金額が新たな資金負担となります。また政策的に在庫を増やせばその分も同様です。
これらを俗に増加運転資金と言っています。

この場合には銀行側では一応は前向き資金と考えますので、融資の為の稟議書も書き易くなります。
お書きの上層部の方はこのことを仰られているのではないでしょうかね。

昔から「勘定合って銭足りず」とか「黒字倒産」などという言葉が言われるように、損益と資金繰りとはその視点が異なるために必ずしも一致しません。
先に書きましたが、支払先行型の財務体質の場合には売上が伸びるほどに運転資金も必要になり、手元資金がなければ借入に頼らざるを得なくなります。
その為にも財務体質を改善する努力をする必要があります。

年間の返済額はいくらか、直ぐにその数字が頭に浮かびますか?
その年間返済額以上に毎年借入を実行して行くと、借入残高は増加するばかりで、ひいてはその金利が損益にも影響を及ぼすことになります。

御社の上層部の方のお言葉も実態なのでしょうが、より必要なのは借りる努力よりも、「借りないための努力」ですから。

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No. タイトル 投稿者 投稿日時
0 maomao 2008/07/08 11:31
1 PTA 2008/07/09 07:53
2 yonn 2008/07/09 08:59
3 kaibashira 2008/07/09 10:05
4 PTA 2008/07/09 12:45
5
Re: 銀行の融資と売上高
らん 2008/07/10 08:19
6 maomao 2008/07/14 09:03