おはようございます。

国際会計基準のほうは詳しくないのでわかりませんが、日本のリース会計のほうは、基本的にそのとおりだと思います。

日本の場合、ようは「所有権移転外リース」になるやつが問題なわけです。

こいつが以前は、リース料を支払った都度費用にできたのに、今では一度固定資産に計上して毎期償却をし、リース料の支払いは単なる負債の支払いとすることになったわけです。

企業会計上は、原則として
 「所有権移転外リース」=固定資産の取得

と考えるのですが、税法上は、単純にそうはならないというところがややこしいところです。

たとえば法人税法上は、「所有権移転外リース」については、
1.固定資産の取得と考えて適用があるもの
 ・リース資産の償却費の損金算入
 ・リース資産に対する資本的支出の資産計上
 ・30万円未満の中小企業者等の少額減価償却資産の損金算入
 ・設備投資関係の税額控除制度

2.固定資産の取得とは考えないので適用がないもの
 ・圧縮記帳制度
 ・特別償却制度
 ・10万円未満の少額減価償却資産の損金算入
 ・一括償却資産の損金算入

というように、けっこうバ〜ラバラです。(所得税もこれと同じ。)
参考
http://www.nta.go.jp/taxanswer/hojin/5704.htm
http://www.nta.go.jp/taxanswer/hojin/5704.htm


また、それ以外の税法についても、

3.固定資産の取得と考えて適用があるもの
消費税・・・通常の固定資産の購入とまったく同じなので、「課税仕入れ」となるものについては仕入税額控除の適用あり

4.固定資産の取得と考えないので適用がないもの
固定資産税・・・自己所有の固定資産ではないので課税対象外

税法の規定は、会計上の考え方とは違うところが結構ありますのでなかなか一筋縄ではいかないものがあります。