Re: 労基署からの出頭依頼を受けました
2009/12/15 12:55
umeccoさん。こんちは(^-^)
色々と大変なようですが、駆け込んだ先が労基署だった、ということは
不幸中の幸いと捉えましょう。一般労組等に駆け込まれたらそれこそ
大変ですから(苦笑)
さて、労基署からはある程度の是正命令があることは覚悟してください。
まず、深夜時間帯の時給アップがなかった点について、その差額支払は
避けて通れません。駆け込んだアルバイトさんの勤続年数がどれくらい
かわかりませんが、遡及支払の指示があるでしょう。
労働契約の書面締結も是正指導を受けるでしょう。
そもそも、なぜ経営者が「書面締結をしなくていい」と言ったのか私に
は疑問です。
労働契約書は労働者を守る為と同時に、会社を守るためにあるものです。
トラブルが起こったときに、労働契約書をタテにして労働者側の過度な
要求を抑える事が出来るし、取り決め事項を履行することで、無意味な
労務トラブルを抑制することもできるのです。
で、退職に関わることですが・・・。
退職届を出させたか否かで判断が変わってくるでしょう。
退職届を出させた場合は「退職することに双方合意した」証になります
から、解雇じゃないと突っぱねることが出来ます。しかし、退職届を提出
させず、かつ急に「退職してくれ」と告げた場合は、労働者側の主張=
解雇されたということがそのまま通ってしまいます。その場合、以後の
可能性については、PTAさんの仰るとおりですね。
業績不振によって、会社を存続させるために「合理化」はやむを得ません
が、退職勧奨を行なうにせよ、段取りと慎重な対応が必要です。これを
機会に、経営者にはいいお灸をすえることになると、内心(ですよ)は
ほくそえみながら、前向きに対応してください。
状況がきちんと把握できてませんので、少し荒っぽい内容になりました
が、ご容赦願います。