hirunosanpo 様

お世話になります、corgy1です。

度々の丁寧なご回答をいただき、ありがとうございます。
なるほど、少しずつですがわかってまいりました。

今回の場合ですと、当期末においては回収の見込みのない売掛金ではありますが
10月の納品時に
 売掛金 / 売上
という仕訳が立っていますので
決算時においては、この仕事で得られた「利益(収益)」は
当期利益に含まれてしまうことになり
実際には支払われてはいない売掛金ですが
法人税の対象となってしまうということですね。

その上で、翌期中に貸倒が判明した時点で
 貸倒損失 / 売掛金
の仕訳をすることで、翌期の決算においては「費用」として処理され
当期の利益(収益)分が相殺されるということになるのですね。

つまり、
当期だけを見ると
 実際には支払われていない金額が「利益(収益)」となり
翌期だけを見ると
 実際には支払っていない金額が「費用」となることで
当期と翌期の2期にを通算で見ると
 費用 / 利益(収益)が均衡している・・・という理解でよろしいでしょか?