一般に年次有給休暇日の賃金は、就業規則又は労使協定により、
(1)平均賃金
(2)通常の賃金
(3)標準報酬日額
のいずれかを定めることになっています(労働基準法39条6項)。
俗に言う正社員を視野に置いた定めでは(2)を採る所が圧倒的に多いでしょう。rippuさんの会社もたこやきさんの会社もそうです。
俗に言うパート・アルバイトについても、別段の定めのない限りその会社における原則が適用されます。と言うことは、特にパート・アルバイトを大量に雇い、その労働条件について緻密な設計を施している一部の会社を除き、圧倒的多数の会社では別段の定めをしていないでしょうから、当然(2)が適用されることとなります。
たこやきさんの疑問は無意識のうちにこのことを前提として、パート・アルバイトの「通常の賃金」を算定するための所定労働時間数を問題にされたものです。
そのような前提に立てば、まず毎日5時間労働が通例である人については1日5時間で保障されると言うことで問題ありません。
日によって勤務時間の違うアルバイトさんとかは、実際休暇を取得した日に予定されていた所定労働時間を採ることになります。シフトを組んで、日々の時間がてんでばらばらと言うシステムで、あらかじめ休暇をシフトに組み込む場合が悩ましいところで、トラブルも起きやすいかと思います。就業規則等をいじらないのであれば、その人の実績に基づく1日当たりの平均労働時間を採るのが無難かなと思います。