あー、そういう現状なのは知ってます。

ただ、債務超過ならすべて破産手続きだよってのが
決まりごとでもあるわけです。

だから、債務超過で通常の清算をした場合、
後から責任追及をされるリスクを、
若干ながらも負っているってことになります。
(行政側からだけでなく、いやむしろ行政側からよりも、
 取引先などの一般人からの追及のほうが、可能性としてはあります。)

それでも大丈夫なまま時効を迎えるのが大半だ、ということです。


私は、私自身が責任を取るものでないものごとについては、
基本的にリスク回避を勧めています。

今回、債務超過なら破産手続きですよ、と記したのも、
そうした考え方からのものです。

現状ではほとんどスルーパスなのでそんなことやらなくても大丈夫、
というアドバイスも、アドバイスをなさる側の方が、
この方法ではリスクが若干ながらもあることを知りつつであれば、
なさって構わないと思っています。

ただその場合には、
道を決める際に判断の材料は多いほうがいいでしょうから、
(最終的にその判断材料を取り入れるかどうかは、
 判断をなさる方にこそ選択権があるのであって、
 情報を提供する私たちに選択権はありませんから、)
わずかのリスクでもなるべく伝えてあげたほうが親切なのではないかな、
と考えております。