Re: 銀行勘定調整表について
2005/05/15 00:54
いや、まぁ、要するに、ズレの原因が何なのかを
表形式で見せるのが銀行勘定調整表の役目なので、
その役目をかなえる表になっていればOKなんです。
そのとき、
a帳簿残高から出発して銀行残高へたどり着く方法、
b銀行残高から出発して帳簿残高へたどり着く方法、
c帳簿残高・銀行残高それぞれから出発して正しい残高へたどり着く方法
のどれであっても、たどり着くまでの計算過程で
ズレの原因が分かりますから、
どれでもOK、ということなんです。
何から出発して何にたどり着くのか、が重要なのではなく、
途中の計算過程(中身)が最も重要ちゅうことです。
ただ、見栄えを考えれば、
あるいは表としてより分かりやすい出発残高と到着残高も意識すれば、
bかcかが望ましく、実際に実務でもこの両者がよく使われる
てな感じです。
あ、cが出てくるのは、自社・銀行の双方にズレの原因が
起こり得るからです。
実際には片方の原因だけだったのなら、
cで調整表を作っても、b(またはa)で作ったものと
結局は同じことになる場合もあります。