Re: クレジットカード
2005/04/24 23:05
税法上の問題点は、小さいかと思われます。
まず、費用計上の時期については、
お書きの事例で記せば、
ガソリンを購入したときに費用計上すべきものです。
だから、
カード使用直後に現金決済をして費用計上しても何ら問題はなく、
それどころか、正しい費用計上をおこなっていることになります。
他方、問題があるとすれば、クレジットカード使用による、
社員の利益です。
例えば、カード利用によるポイント加算があります。
こういった社員の個人的利益は、
本来は会社がもらうべきものになります。
そこで、税務上は、こういった社員の利益につき、
社員への給与として扱うことになります。
しかしながら、これも金額にすれば寡少なものですから、
「チリも積もれば」にならない限り、
問題になる恐れは低いかと思います。
問題点は、税務面よりも社内管理にあるでしょう。
つまり、
a.事務手続きが増加する(事務負担、事務コスト)
b.ポイント加算のためにカードを利用しようとする(モラル低下)
が挙げられます。
ただ、税理士さんが指摘をする理由は、ご本人にしか分かりません。
ご本人へ、伺われてはいかがでしょうか。