事業税認定損の認容時期と別表の書き方について
2022/04/09 00:29
先日、2020年3月期、2021年3月期の税務調査が行われ、2020年3月期分の修正申告で生じる事業税(仮に1000円とします)は2021年3月期の修正申告で事業税認定損とし、会計上は2022年3月期(進行年度)に事業税1,000/未払法人税1,000 の仕訳を計上しました。この1,000円は2023年3月期に支払います。
この事業税は2021年3月期には減算留保され、2021年3月期の別表5では期末に△1,000が留保されると思います。
会計上は2022年3月期に損が計上されるので、2022年3月期の別表4の最上段の当期純利益にはこの1,000円が反映されており、何も調整をしないと損の二重取りになってしまうので、1,000円を加算しなければならないと思います。
ただ、この1,000円は未払法人税に計上されているので、別表4では「損金経理をした納税充当金」で加算されると思います。
となると別表5の△1,000は2022年3月期にそのまま残ってしまうのですが、この△1,000は2023年3月期で加算するのでしょうか?
そうすると2年続けて加算されてしまうのでこれはこれでおかしいのかなとも思います。
この事業税1,000円の正しい認容時期と別表の書き方を教えてください。
よろしくお願いします。