Re:資格取得時について
2019/09/20 20:47
入社して最初に社会保険に加入する際の標準報酬月額を決めることを「資格取得時決定」といいます。その会社での過去の給与支給額がない状態で決めるのですから資格取得後の支給額の「想定」金額で届け出ることになります。想定金額を算定する方法は下記URLを参照してください。
資格取得時の決定(日本年金機構HP)
https://www.nenkin.go.jp/service/kounen/hokenryo-kankei/hoshu/20120330.html
>聞いた話によると、今の職場で、ある程度の期間パート・アルバイトをしている方の標準報酬月額の算出方法は、4月、5月、6月に支給された給与と通勤費を足して3で割ると標準報酬月額がでるよと聞きましたが、これで正しいのでしょうか?
これは「定時決定」あるいは「定時改定」というものです。毎年4月〜6月に支給される給与の総支給額の平均金額によって9月以降の標準報酬月額を決めるもので、8月までの標準報酬月額の見直しのために行われる手続きです。
ということは当然8月までの標準報酬月額が決まっている人が対象になりますから、資格取得の時には使えない手続きになります。
定時決定(日本年金機構HP)
https://www.nenkin.go.jp/service/kounen/hokenryo-kankei/hoshu/20121017.html
なお標準報酬月額の決定・改定には上記の他に「随時改定」といのもあります。年金機構のHPでご確認ください。
なお、すでに締め切られておりますが「通勤手当の仕訳」という質問の中で「課税・非課税」について質問されておりましたが、この課税・非課税は所得税のことですよね? 消費税のことではありませんよね? ちょっと気になりましたので・・・