11月の仕訳に不可解な部分があるのはお気づきでしょうか?

先方からの請求書では仕入15,000円に対して返品20,000円なので相殺して−5,000円の請求になっています。すなわち5,000円の返金であることを示しています。

これは返品分20,000円が先方では既に入金済みであることから返品された分を返金しますよ、ということなのですが、貴社の仕訳では5,000円の買掛金の戻し入れで仕訳しています。買掛金の戻し入れということは貴社ではまだ払っていない(買掛金が残っている)ことになります。

この返品分については既に支払っている(買掛金は残っていない)のであれば仕訳は以下のようになるはずです。

11/30 仕入15,000/買掛金15,000 仕入分
11/30 未収金20,000/仕入20,000 返品分

1月の入金時の仕訳(買掛金と未収金の相殺)
普通預金5,000/未収金20,000
買掛金15,000/