個人事業主の場合、事業の現預金=事業主のものですので法人と違ってわざわざ返済する必要はありません。

事業開始時
10,000(現金)/(元入金)10,000

追加で資金投入時
10,000(現金)/(事業主借)10,000

消耗品購入時
100(消耗品)/(現金)100

事業用の現金から事業用以外の現金に出金した時
500(事業主貸)/(現金)500

この時点で期末になったとすると貸借対照表は
19,400(現金)/(元入金)10,000
500(事業主貸)/(事業主借)10,000
          /(青色申告特別控除前の所得金額)△100

で、翌期首の貸借対照表は
19,400(現金)/(元入金)19,400 になります。

計算式
(事業主借+元入金+所得金額)−事業主貸=翌期首の元入金
(10,000+10,000+△100)-500=19,400

これは翌期首に自動的に計算されるもので、簿記の仕組みです。
そのため、元入金が何年も0円ということはあり得ません。

すみませんが、ご自身で申告される場合は書籍を購入されるなどして基本的なことを勉強なさった方が良いかと思います。

ちなみに事業用以外の支出を、事業用の現金から支払った場合の仕訳は
100(事業主貸)/(現金)100 です。
さらに事業用以外の支出を、事業用以外の現金から支払った場合の仕訳は
100(事業主貸)/(事業主借)100 となり、意味がありませんので仕訳不要です。