Re: 得意先から多く振り込まれた場合
2013/08/02 23:22
はい、仮受金または前受金、預り金といったところでしょうか。
以下は私見ですので異論のある方もいらっしゃるかも知れません。
仮受金:とりあえず頂いたのですが、何の科目になるのか、はたまた幾らになるのかがはっきりしない場合に使用します。支払いの場合の仮払金も同じです。
前受金:何のために頂くのかはわかっている場合で事由の発生以前に頂く場合に使用します。支払いの場合の前払金・前払費用も同じです。
預り金:いただいた金額は自社の収入ではなくいずれ正当なところへ支払う場合、あるいは返却することが分かっている場合に使用します。給与から徴収する源泉税や社会保険料なそが該当します。
以上のことから、ご質問の場合の処理ですが、今後も取引が継続するのであれば「前受金」、今後は取引がなくいずれ返却する可能性があるのでしたら「預り金」、どちらかはっきりしない場合は「仮受金」と言うような感じで如何でしょう。
仕訳としては
預金20,580/売掛金12,075(5,6月分)
------------/前受金8,505
前受金2,000/売上2,000(7月分)
以下、前受金がゼロになるまでこの仕訳を続けていきます。前受金がマイナスとなったらそこから売掛金になります。